映画「グリーンマイル」の元ネタは、スティーヴン・キングの小説
『グリーンマイル』は、1996年にスティーヴン・キングによって発表された。
1932年の大恐慌時代の死刑囚が収容されている刑務所を舞台としたファンタジー小説。
本記事で解説するのは1999年に公開された、上記の小説を原作とした映画版。
監督は数々のスティーヴン・キング小説を映像化してきたフランク・ダラボン。
不思議な力を持つ黒人死刑囚ジョン・コーフィー(マイケル・クラーク・ダンカン)と、実直で堅物の看守ポール(トム・ハンクス)たちの触れ合いを三時間を超える尺で描いた感動長編。
しかし感動だけじゃない、奥深いテーマの数々から構成される本作をできるだけネタバレしない方向で紹介していきたいと思います。
映画「グリーンマイル」の登場人物・キャスト
看守の主任ポール・エッジコム 役・・・ トム・ハンクス

刑務所に投獄されるジョン・コーフィー役・・・マイケル・クラーク・ダンカン
ポールの相棒副主任のブルータス・ハウエル役・・・ デヴィッド・モース
映画「グリーンマイル」の意味
ご存じの通り「マイル」は、距離を指す時に使われる1マイル、10マイルのマイルになります。
グリーンは、刑務所の床が緑である事から「グリーンマイル」となっています。
他には、「遠い道」と解釈される事もあるようです。
「グリーンマイル」のあらすじ・ストーリー
1932年、アメリカの刑務所。
死刑囚監房で看守を務めるポールのもとに一人の大柄な黒人の男が送られてくる。
ジョン・コーフィといい、双子の幼女を強姦して死に到らしめたというとてつもない凶悪犯とのこと。
しかしジョンは、その恐ろしい風貌や罪状に反して、とても心優しく、繊細で純真な心を持っていた。
ジョン・コーフィーが持つ不思議な力
また、ジョンは神通力のような不思議な力を持っていて、ポールの股間を掴んだだけで重い尿道炎を治してしまったり、嫌われ者の看守パーシーに踏みつけられ虫の息だったネズミの命を救うなど、イメージに反して聖人のような行いをする。
冤罪なのに?真犯人は?
ある日、ジョンの不思議な力がきっかけで、実はジョンの罪が冤罪だったと発覚する。
泣ける「グリーンマイル」の感想
「感動」の二文字だけでは表現できない、奥深いテーマ
かの巨匠スピルバーグ監督に「鑑賞中、耐えきれず4度号泣してしまった」とまで言わしめた本作。
キャッチコピーを見ただけだと「ハートフルな感動物語」という印象をいだいてましたが、実際に作品を観た結果、少なくとも筆者は全く違う印象を受けました。
筆者が感じたのは人間の身勝手さ、意地汚さ、世の不条理、命の価値、罪と罰。などなど。
何が正義で何が悪なのかを考えさせられる作品だったと思います。
トラウマになるほどのシーン
この映画は、暖かいハートフルな雰囲気に反してトラウマ級のエグいシーンも入ってたりします(汗)
そのため、小さなお子さんと一緒に見たりするとトラウマになるかもしれませんので、注意が必要です。
映画『グリーンマイル』に関するよくある質問
作品内で登場するねずみは、本物?
ネズミの名前は、「Mr.シングルス」(ミスター・ジングルス)です。
また、CGでなく本物のネズミを使っているとの事ですが、ビックリしますね。
トムハンクスは、何の病気を治してもらったの?
トムハンクスは、尿路感染症の病気を治して貰いました。
尿路に病原体が入ってしまったのでしょう。
ジョン・コーフィーの口から吐き出したのは、ハエでしょうか?
ジョンコーフィーが口から吐き出したのは、ハエ(虫)になります。
彼が持っている病気を治す不思議な力は、一旦、自分の体の中に悪い部分を吸収し、その後、ハエなどに変換して吐き出しているのです。
映画「グリーンマイル」のレビューを調べてみた
グリーンマイル思い出しちゃった😫 何回見ても毎回泣く映画🎦
とはいえ洋画1本を映画館で見るのは高く、サブスクで見る方が良いと思います。アイアムサム、グリーンマイル、天使にラブソング。等々、洋画はアウトローや戦争物も多いですが反差別や反戦や日常物映画も多いので(汗)妄想の世界にも現実の世界に居続けても疲れるのは一緒ですかね。ミサイル落とすな
なるほど!映画という手もありましたね! グリーンマイルって当時結構話題になってましたよね。小説在るかな? 鈴木京香さんは激熱ですね! ありがとうございます(੭ु´ ᐜ ` )੭ु
映画でよければ39(刑法39条) それでも僕はやってない グリーンマイル がそんな感じかな グリーンマイルは原作スティーブンキング(スタンドバイミーの人)だから小説あったはず。 39は鈴木京香さんの熱演に見入るし それでも〜は痴漢の冤罪がテーマで考えさせられるよ
追伸😄トムハンクス主演映画は、昔の「グリーンマイル」が今でも大好きです😄グリーンマイルはDVD買ったくらい好きです😅
まとめ・考察
さて『グリーンマイル』を視聴した感想を述べさせてもらいましたがいかがでしたでしょうか。
詳しい顛末はネタバレになってしまうので明言を控えさせてもらったので、ぜひとも実際に鑑賞していただきたいです。
「感動」だけでは言い表せられない本作。
筆者とはまた違った見え方をする方もいるかもしれません。
奥深いテーマの作品ということで小難しいのかなと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、三時間超という長尺を感じさせないほどスラスラと一気に観れてしまう良い映画なので普段映画を観ない人でもオススメです。
刑務所を舞台にした映画
グリーンマイルと同様に冤罪の罪で刑務所に収容されてしまいますが、それでも諦めない主人公に泣かされます。

トム・ハンクスの出演作品
映画「ターミナル」は、空港内のみでの撮影の映画です。
非常に繊細な演技をトム・ハンクスが演じています。しかも、英語が話せないという難しい役柄

映画「フォレストガンプ」では、ピュアでまっすぐな人を演じています。笑いあり、感動ありの映画です。

2作品とも有名な作品ですが、もし見ていなければ、見て頂きたい2作品です。
スティーヴン・キングの作品情報
「グリーンマイル」の原作者であるスティーブン・キングは、ホラー作品をメインに様々な作品を生んでいます。以下の作品も彼の小説が原作になっていますので、参考にしてみてください。
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