映画「リトル・シングス」の犯人は!?あらすじ・評価【ネタバレあり】2021年

The Little Things 洋画
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キャスト・登場人物

ジョー・ディーコン保安官-デンゼル・ワシントン

売春婦の殺害の調査を行っていたところ、犯行の手口が未解決に終わった事件と同じ手口である事を見つけてしまう。過去の未解決事件に執着しているため、精神的に不安要素がある。

ジム・バクスター刑事-ラミ・マレック

殺人事件の犯人は、アルバート・スパルマだと疑っている。しかし、有力な証言を吐かせられないまま。

アルバート・スパルマ-ジャレッド・レト

殺人現場に近い職場に勤めており、いつも警察達をおちょくる。ただし、彼が犯行をおかした証拠はない。

あらすじ

警官のジョーは昔の古巣であるロスの警察署を訪ねる機会があり、そこで4人が殺されたという事件を聞きました。

事件担当のバクスター巡査は検挙率が高かったジョーを誘って現場に行き、彼から多くのヒントを得ます。

ジョーは冷蔵庫の修理をした経緯があると知って電気店を調査したり、死体の解剖結果を綿密に調べたりするのでした。
一方、バクスターは上司から「ジョーは疫病神だ」と言われ、彼は5年前に本署を飛ばされたのだと知りました。

その後、行方不明の女性の家族に会って話を聞く中、放流の影響で埋められていた死体が発見されたのです。

また一人犠牲者が発見されてジョーは電気店の従業員であるアルバートに目星を付けます。彼に怪しい点があり、ジョーはハーヴェスターの車を捨てた理由を聞きますが「盗まれた」のだと彼は言いました。

そうして取り調べをすることになってバクスターが事件との関連は無いかそれとなく聞きますが…彼は動じることなく、無関係者のような話口調で楽しんでいるようでした。

警察の上層部は6人も殺されて証拠も無いことからFBIに事件を委ねると言います。

ジョーは5分あればアルバートの部屋から証拠を見つけ出せると言い、バクスターは仕方なく協力することに…アルバートを呼び出しておいている間にジョーは部屋に侵入しますが事件の資料はあれども証拠は無かったのです。

狡猾なアルバートは「警察が撃たれた」という通報をして家に警官を差し向け、慌てたジョーはなんとか見つからずにやり過ごします。

バクスターは指紋などの手がかりも得られなくなって犯人を証明する術を失いました。

バクスターはアルバートを見張り続ければ誰も死なないと考え、ジョーも一緒に車で見張りをします。

ジョーがコンビニに行くとアルバートがバクスターに声を掛け、ロンダラスバンに行けば少女の死体が見つかると言うのです。

バクスターは疑いの目を向けつつ、被害者のことを思ってバクスターと共に現場へ。

スコップで指示された場所を掘りますが見つかりません。

アルバートの挑発的な態度にバクスターはついに彼を殴打してしまい、スコップで殴られたアルバートは死んでしまいました。

バクスターの元にようやくたどり着いたディークはその光景を見て昔のことを鮮明に思い出します。

犯人を追い詰めに行った際に被害者の女性を誤って撃って死なせてしまった…その記憶を振り払い、バクスターに1メートル以上掘って死体を埋めるよう言いました。

ジョーはアルバートの家から私物を回収し、被害者の付けていたものお類似した赤い髪留めをバクスターに送ります。

バクスターは警察を辞めて家で過ごすようになりました。

感想

ミステリーとしても楽しめるサスペンス映画

リトル・シングス』はミステリーとしても本格的でありジョーとバクスターの捜査の様子も見どころでした。

ジョーは言葉数は少ないですが、殺人現場をしっかり見て情報を必ず得ていくようなどっしりとした感じがクール。

バクスターは被害者家族にしっかりと話を聞いたり、足を使って情報を集めていく姿が印象深いです。
ジョーは被害者がビーガン(完全菜食主義者)なのに胃には肉が残っていたことから犯人像を突き止めたりするのが凄いと思いました。

情報を集めつつも犯人に近づいていく様子はまさにミステリーだと言えるでしょう。

また、サスペンス色が強いのも見どころですね。

警察の必死の操作捜査も虚しく、犯人像が全くつかめずに次々と被害者の報告が上がっていくという模様はハラハラさせられます。

被害者の若い女性たちは全員刺されていて同じ死に方をしており、犯人は彼女たちに噛み跡を残すという不可思議な行動を示しているのも恐ろしい…ジョーやバクスターが調べを進めていき、犯人は女性との関係を求めているのではなく。

殺し自体に快感を覚えるようだと知ります。

その理由を聞いて信じられないなと思いましたね。
そして、犯人は死体を前にしてしばらく眺めていたと思われる証拠は挙がるのに、犯人が全く特定できないというジョーたちの心境も計り知れません。

アルバートが犯人ではないかと思われる中、対面して話をしても何一つ共感できないような、理解しかねる存在は他作品では見ないなと思いました。

驚異の犯人

連続殺人犯の容疑があるアルバートという男性は、話せば話すほど不気味さと狂気を感じさせましたね。

彼は機転が利いて高速の出口を暗記できるほど賢く、8年前にも事件の犯人だと自白するほどでした。

証拠が無くて捕まらないと分かっていたとしても、警察を相手にして堂々としているのが恐ろしいです。

そのため、警察の間では「アルバートは犯罪マニアなだけで警察をからかっているのではないか?」と指摘する者もいるのに納得でした。
そんな彼の取り調べでジョーは詰め寄って「なぜだ?」とだけ何回か聞いていたのも印象的。

その一言の重みが凄まじいと思いましたがアルバートは全く動じず…そうしてバクスターに対しても非人道的な行動をするのも目を見張りました。
アルバートとバクスターのラストのシーンでは、家族の構成を言い当てた上で「家族が救えるのか?」とバクスターを煽ります。

加えて埋められた被害者も犯人も見つけられないことに対しては「何にもできない憐れな警察だ」と言い放つのです。

バクスターは言われっぱなしでも従うしかない状況と、穴を彫り続けて体力も限界だという状況下のそうした言葉はとどめに近かったのでしょうね。

アルバートを殺してしまうのも無理はないと思いつつ、これがアルバートの狙いだったのかどうかが気になる終わり方でした。

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