映画「シャイニング」のあらすじ・登場人物【ネタバレあり】ホテルの過去も紹介

目次

1980年に劇場公開された「シャイニング」の予告編動画は、こちら

原作は、スティーヴン・キングの同名小説をスタンリーキューブリック監督が映画化した作品

登場人物・出演者

ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)・・・作家志望だがアルコール依存症

ウェンディ・トランス(シェリー・デュヴァル)・・・ジャックの妻

ダニー・トランス(ダニー・ロイド)・・・ジャックの息子

トニー・・・謎の少年

ハロラン(スキャットマン・クローザース)・・・ホテルの料理長

グレイディ(フィリップ・ストーン)・・・ジャックの前の支配人

「シャイニング」のあらすじ

ジャックはホテルの仕事を務めることになり、妻のウェンディと息子のダニーとホテルへ。

ホテルの名前は、「オーバールックホテル

オーバールックホテルでは、1970年代当時の支配人が双子の娘と妻を斧で殺害し、最後は猟銃で自殺した事件があったいわくつきのホテルです。

ジャックとウェンディはホテルの案内を受けて宿泊場所を確認し、ダニーはハロランという料理主任に「シャイニング」について教えてもらいました。

ダニーは「トニー」に呼びかけると忠告を受けたり、未来がわかることがあってそうした能力を「シャイニング」と呼ぶと知るのです。

トニーは、ダニー自身の未来の姿です。後々、わかってきます。

タイプライターで小説を作成するジャック

冬の五ヶ月はホテルから人がいなくなるため、雪を解かすためにボイラーを定期的に動かす必要があります。

ウェンディはその点検などをしつつダニーと外の迷路で遊び、ジャックは小説を完成させようとタイプライターを打って過ごします。

そうして1ヶ月が経ち、ジャックに声を掛けたウェンディは「君が来るたびに仕事が中断する」と怒られてしまいました。

邪魔だけはするなと忠告されてその場を離れ、彼女は電話をかけようとして繋がらないことに気付きます。

そこで彼女は無線で警備会社に連絡を取ると、大雪の影響で電話ができないと説明されます。

有名なシーンが次から次へと出てきます

一方、ダニーは誰もいないはずのホテルで双子の女の子を見たり、不穏な予知夢を断片的に見ます。

グレイディの双子の娘
グレイディの双子の娘

そして、入ってはいけないと言われていた237号室が開いていたので中へ…ウェンディはダニーが戻った際に首にあざがあったことで驚きました。

ジャックはその話を聞いて部屋に行くと裸の女性が浴室におり、キスを交わすと彼女は徐々に姿を変えていきます。

それは老婆の腐乱死体のようでジャックは部屋を出てウェンディの元に行きますが「何もなかった」と伝えました。

ウェンディはホテルから出たいと告げますが聞き入れてもらえず、ジャックの様子はどこかおかしくなる一方…そして、ウェンディは彼がタイプライターで書いていた原稿を見てみると意味不明な文字列が大量に羅列されていたのに気付きました。

typewriter_meaningless_characters
仕事ばかりで遊ばないジャックは気がおかしくなる

ジャックは彼女に話しかけつつ追い詰めていきますが、ウェンディはバッドで彼を殴ってしまいます。

ジャックは階段から転げ落ちて気を失い、食糧庫に閉じ込められました。

ウェンディはホテルから出ようと車を見に行くと、パーツが外されていて逃げる術が無いとわかりダニーと共に部屋に閉じこもりました。

ジャックは何者かの手を借りて食糧庫を脱出し、斧を持ってウェンディたちの部屋へ…ウェンディはダニーをバスルームの小窓から逃がし、包丁でジャックの手を切りつけます。

その頃、ホテルの危機を察したハロランが車で訪ねてきますが、ジャックは彼を刺殺。

巨大な迷路

そのままダニーを見つけて庭の大きな迷路へ逃げ込むのを追いました。

ダニーは機転を利かせてジャックを巻くことに成功し、入り口に戻って母親と合流。

ハロランが乗ってきた車でホテルを離れました。
ジャックは凍死し、ホテル内には1921年7月4日の舞踏会に彼の写真が残ったのです。

「シャイニング」の感想

不審な光景にハラハラ

元々、墓地だった土地にホテルを建設し、たびたび事故に見舞われただけでなくジャックの前任者が不審な死を遂げていたという曰くつきの場所でしたね。

BGMが不穏を煽りつつ、ダニーが恐ろしい予知夢を見たり、ジャックも悪夢にうなされていたことから後半の鬼気迫る展開になっていくのが印象的です。
ジャックは1970年に前任者である真面目なグレーディーが、心を病んでウェンディと双子の娘を殺して銃で自殺したという話を聞いていました。

そのため、自身も同じように気が狂ってしまうのではと心配するのも無理はないなと思います。

そうして嘆いていたハズの彼が徐々に変容していく姿は恐ろしく、ウェンディの鬼気迫る表情も事態が急変していく様子が伝わってきましたね。

ジャックは目を見開いて強い言葉で脅すように話し、ウェンディは泣きながら「止めて」と語り掛けるようにするシーンはハラハラさせられました。

シャイニングのホテルの謎

食糧庫に閉じ込められたジャックを出したのは何者なのか気になりましたね。

おそらくホテルに憑りつく悪霊たちが何かしたのでしょうが…物理的には干渉してこなかったのを思うと、ハロランがホテルに来ると察して焦りを見せたのかもしれません。

そのため、ジャックはハロランをすぐに殺しに行ったのではとも思いました。
何よりホテル内で起きる数々の出来事は悪霊の仕業だったのか…死んだはずの双子の女の子たちがダニーに「遊ぼう」と言ってきたり、グレーディーはジャックの前に現れて世間話をしていたりと不思議な現象が多かったです。

ウェンディも血まみれの男や真っ赤な大量の水がエレベーターから出てくる様子を目の当たりにしていたことでジャックとは別の恐ろしさを感じたのではと思います。

ホラーらしさのある謎の多いホテルでした。

ダニーとウェンディが凄い

ダニーは寝ていたウェンディに包丁を持って近付き、「RED RUM(レッド ラム)」と低い声で何度も呟いて危機を知らせました。

もちろん、彼女は目覚めた際に息子が包丁を持っていたことで驚愕しますが、赤い文字で「RED RUM」と書かれていたのを逆から読んで「MURDER」になっているのに気付くのです。

MURDERは、日本語で殺人と言う意味になります

殺人者が来るという暗示と共にジャックがすぐさま現れたため包丁を構えておけるキッカケになったのは凄いと思いました。

ジャックの異常に気付き、ダニーが少し変わった力を持つということを知っていたからこそ、ウェンディは逃げる判断が早くできたのだと思います。

一方、ジャックは斧で施錠されたドアを開けようと何度も斧を叩きつける姿が凶悪でした。ウェンディの恐れおののく表情と、決意を固めて彼がドアの鍵に手をかざしてくるのに合わせて包丁を切りつける姿は勇ましいと感じさせるシーンです。
ウェンディとジャックの一進一退の攻防は言動以上に表情に引き込まれることが多かったですね。

キューブリック監督のシャイニング

ダニーがトニーに見せられた「双子や血をふきだすエレベーター」はシャイニングによる警告だとも解釈できます。

『シャイニング』の劇中では様々な場面でインディアンにまつわる会話や、映像表現がなされています。

例えばジャックがシャワールームのドアを 打ち割る時の凶器は、インディアンが使用していた斧と同じものです。

ジャックは建物の呪いをもろに受けている存在ですから、その怨念や狂気が彼に乗り移り、斧を使用したのだと考えられます。

『シャイニング』で期待すべきホラーは暴力やおどろおどろしい悪霊では無く、水面下に確かに潜む絶大で邪悪な脅威の正体に想像を膨らませ、その禍々しい存在に震え上がること。

キューブリック監督は、ジャックは過去の人物が転生したキャラクターでオーバールックホテルに回帰せざるを得ない運命にあると述べていますが、ジャックがオーバールックホテルの一部と言えるヒントは『シャイニング』で随所に鏤められています。

ダニーがカートに乗り、屋内を走り回って遊ぶシーンでは、カメラがダニーの背後を浮遊する様に後を追います。

ダニーを追うこの”眼”は、狂ったジャックが迷路の中でダニーを追うシーンでジャック自身の目線として表現され、邪悪な意思を持つオーバールックホテルとしてダニーに牙を向けようとしている事が分かります。

シャイニングのパロディCM

ゼロシュガーのドリンクのCMのようですね

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