海洋ドキュメンタリー『ドルフィン・マン/ジャック・マイヨール蒼く深い海へ』

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『ドルフィン・マン/ジャック・マイヨール蒼く深い海へ』の予告動画

蒼く 深い深い~海へ・・・男は蒼く深い海に魅せられる。

『ドルフィン・マン』は、リュック・ベッソン監督の映画『グラン・ブルー』に多大な影響を与えた伝説の素潜りダイバー、ジャック・マイヨールの波乱の人生に迫るフリーダイビングのドキュメンタリー映画。

蒼く深い海へ

大きく息を吸い込み、静かに海中へと入る瞬間・・・そこには沈黙の青しかない

耳をすませばイルカやクジラの鳴き声など、海のあらゆる音も聞こえてくる。

フリーダイビングは海とのつながりを取りもどし、自分と海との一体化をもたらしてくれることでしょう。

ひと息で挑む紺碧の世界

フリーダイビングとはスキューバダイビングとは違い、酸素ボンベ等は一切使用せず自分の息だけで「素潜り」をするダイビングのことで、現在世界では多くの大会も開催されていて「どれだけ深く潜れるか」だけを追い求め競うスポーツです。

フリーダイビングには、海で垂直に潜って深度を競うものから、プールで平行潜水距離や閉息時間を競うものなど、さまざまな種目形式があります。

105mのダイブに成功!

フランスのフリーダイビングのレジェンド、ジャック・マイヨールは生前に「ノーリミッツ」という海洋種目で105mのダイブに成功しました。

ノーリミッツとは、重りを付けているザボーラという乗り物に掴まって垂直に沈み、目標の深度に潜っていきます。

その後水面を目指して浮上する際には、風船の様にフロートに空気を入れてその浮力で浮上していきます・・・しかし、深く潜れる分 窒素が体に溜まってしまいその気泡が障害を引き起こす減圧症などのリスクが高くなります。

世界最深の記録は214メートル

現在のフリーダイビング世界最深の記録は、オーストリアのハーバート・ニッチが保持している214m!

まさに「地球上で最深度の男」の称号を称えられています。

その後、彼は240mに挑戦し、重い減圧症にかかって全身が動かなくなってしまい、しばらくの間寝たきりの生活を送っていました。

それでも彼はその後、驚異的な速さで回復し再び深い海に挑戦しています。

伝説のフリーダイバー!ジャック・マイヨール

世界的に大ヒットした1988年の映画『グラン・ブルー』は、実在したフランスのフリーダイビングのレジェンド ジャック・マイヨールの人生をもとに描かれています。

『ドルフィン・マン/ジャック・マイヨール蒼く深い海へ』は、リュック・ベッソン監督の映画『グラン・ブルー』に多大な影響を与えた伝説の素潜りダイバー、ジャック・マイヨールの波乱の人生に迫るドキュメンタリー。

マイヨールは驚異的な記録を残し、栄光も手にする・・・しかしその生涯は波乱に満ちていた。

劇中では彼と交流のあった人たちや、彼に影響を受けた現役のトップ・ダイバーらが証言し、マイヨールの知られざる素顔や人生に落とした影、日本との強い絆を通して彼が生涯をもって人々に伝えたことを”深く”さぐっていきます。

監督のレフトリス・ハリートスは、歴史ドキュメンタリー『1821』で高い評価を受けた監督で、ナレーションは『グラン・ブルー』の主人公を演じたジャン=マルク・バールが解説しています。

イルカと海へ還る日

かつて人は、水深40メートルを超えて素潜りすると水圧によって死に至ると考えられていたが、マイヨールはその常識を易々と乗り越えイルカへと限りなく近づいていったのです。

イルカとの出会いが原点

マイヨールは上海で生まれ、10歳の時に佐賀県唐津市を訪れ、そこで海女の素潜りを見たことが将来へとつながるのでした。

成長した彼は世界を放浪し、フロリダのマイアミ水族館でイルカの調教を担当したことから水中での泳ぎ方を体得し、このイルカとの出会いが運命を決定づけられました。

その頃になると周りの勧めでフリーダイビングに挑戦するようになり、海と一体になるための呼吸法やインドでのヨガ・日本の禅寺で精神を鍛え、より深い素潜りに挑戦しました。

人類史上100メートル超えの新記録達成!

1966年にハバナにて60メートルを記録したのを皮切りにイタリアのフリーダイバーエンゾ・マイオルカと共に記録合戦を繰り広げ、遂に1976年11月23日・49歳の時エルバ島にて人類史上初めて素潜りで100メートルを超える新記録をつくり上げました。

この時の無呼吸潜水時間は、ナント!驚異の3分40秒。

(試しに息を止めてみると、1分もクリアーできない)

当時の常識では「水深40m以上で潜水時間3分以上になると水圧で肺が潰れてしまう」と言われていたが、彼は見事にこの常識をひっくり返したのです。

晩年はうつ病に

その後ダイビングの第一線から引退した後は、イルカと人間との共存を訴えながら晩年はうつ病を患っていた・・・そして2001年12月22日にエルバ島の自宅の部屋で自らの生涯を閉じたのです(享年74歳)。

遺体のそばのテーブルの上には『グラン・ブルー』のビデオが置いてありました。

マイヨールが提唱した「イルカ人間」の理念

マイヨールの想いと言葉は、私たちに「シンプルに生きるヒント」を与えてくれます。

「地球上の生命の源 ”海”。そこには調和が広がっている・・・そこで自由に生きるイルカ

その”自由さ”は、人の中にも眠っている。

 野生動物のように、日々命がけで生きる私は、水深100メートルという無謀な潜水に挑んだ  そして人はもっと深く潜れるはず」と・・・・・・ジャック・マイヨール

作品概要

製作国:フランス・ギリシャ・日本・カナダ合作

監督:レフトリス・ハリートス

上映時間:78分

劇場公開日:2019年11月29日

映画『ドル・フィンマン』公式サイト

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