「テネット」のあらすじと名もなき男を助けるニールを考察【複雑なストーリーと撮影方法】ネタバレ

テネット 洋画
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主人公の名前

作中にて主人公の名前を呼ぶシーンは、1度もなく、”アメリカ人”とだけ呼ばれ、公式WEBサイトやパンフレットでは便宜上「名もなき男”(PROTAGONIST)」と紹介されている

実際の俳優の名前は、「ジョン・デビッド・ワシントン」で、30歳までは、プロのアメリカンフットボールの選手でした。

映画を見る前の前提知識

映画「テネット」を見た人は、かなり複雑に感じて意味がわからない人もいるかと思います。

ネタバレしない程度に少しだけ覚えておくとよい項目を書いておきます。

知っていると映画が理解しやすくなるかと思います。

テネット

そもそも映画のタイトル「テネット」は、どうゆ意味なのでしょう?

主張」、「主義」の意味になりますが、作品の中では、主人公が遂行する”任務名” or “組織名“と理解してよいと思います。

作戦を遂行する組織=テネット

みたいな感じでしょうか。

ぎゃっこう(逆行)

作品内で逆行の言葉が頻繁に使われます。

最初は、意味がわからなくてもストーリーを見ていくと意味がわかります。

ギャッコウは、逆の方向へと進むことを意味します。

アルゴリズム

アルゴリズムと言われる言葉は、簡単に言うと「仕組み」と理解してよいと思います。

「このアルゴリズムは、複雑だ」なんて会話をする事もありますが、まさに仕組みの事を指しています。作品内では、仕組みの一部分と思うとよいかと思います。

テネットの飛行機は、CGなのか?

ご存じの通りノーラン監督は、CGを使いません。

最初は、ミニチュアを使う予定だったと言われる話もありますが、飛行機が建物に突っ込むシーンは、実際の飛行機を使っているそうです。すごいです。

ニールのリュックにぶら下がる五円玉

5円玉に似ていますが、5円玉ではありません。

ニールのお守りを再現して販売している人がいます。

メルカリで「テネット チャーム」で検索してみると見つかりますよ。

過去に戻るが未来にはいかない?

作品を見ていると未来から過去に行く事があっても、過去から未来に戻るシーンがありません。

すごく不思議な感じがしますが、タイムトラベルの考え方が根本的に異なるからです。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では、過去を変えると未来が変わりますが、

テネットでは、過去が変わっても実際に起きた事は、変わらない理論なんですね。

あらすじ・ストーリー

ウクライナのオペラハウスにテロリストが現れ、CIAに所属する名もなき男は事前に潜入していたスパイを助けてプルトニウムを回収。

しかし、仲間の一人と共にテロリストに捕まってしまい、情報を吐かされる前に自決しようとしました。

薬を飲んで目覚めた名もなき男はCIAのフェイから人類の存続をかけたミッションを言い渡されます。

テネットと呼ばれる組織で名もなき男は時間を逆行する武器を研究するバーバラに会いました。

そこで未来から来たという武器や、時間を逆再生したように動く銃などの説明を受けて驚きます。

その後、インドの武器商人からプルトニウムを狙う者についての情報を得るため、名もなき男はニールと共に商人の元へ。

すると、セイターという男が鍵だと知った名もなき男は、彼に近づくためセイターの妻のキャットに会います。

キャットは偽物の絵画をセイターに売ったことで脅されており、名もなき男はその絵画を処分するべくとある作戦を計画。

空港の飛行機で事故を起こして倉庫内に保管された絵画を狙いますが、そこに現れたガスマスクの男に驚愕(きょうがく)。

謎の男は逆行する動きをし、名もなき男は彼を捕えようとしましたが逃げられてしまいます。

その後、倉庫から脱出した名もなき男は、キャットの仲介でセイターに会いました。

彼女はセイターが事前に絵画の場所を移していたと知って命を狙い、名もなき男がセイターを助けます。

彼の信頼を得たことで輸送中のプルトニウムを奪うよう依頼され、名もなき男はプルトニウムが入ったトランクの奪取に成功。

キャットを人質に取られた彼はセイターにトランクを渡すことになります。

名もなき男はセイターに撃たれたキャットを治すべく時間を逆行し、セイターが集めていたプルトニウムは実は「アルゴリズム」だと知りました。

すい臓がんで余命わずかのセイターはアルゴリズムを集めて世界を消滅させる気だったのです。

名もなき男はニールとテネットの部隊と共に敵の本拠地へ行ってアルゴリズムを奪い返し、キャットはセイターの気を引くため大型ヨットへ。

キャットはこれまで彼に脅され続けたことに対する怒りをぶつけるかのように銃を撃ち、セイターを殺します。

その後、アルゴリズムはそれぞれのパーツに分けられて各地へ…名もなき男はキャットの身の安全を確保し、未来の自分が計画したこれまでの作戦を再び実行しようとするのでした。

見どころ

謎解き

クリストファー・ノーラン監督ならではのSF映画であり、「逆行」と呼ばれる演出がおもしろい映画でした。

時間が遡るようにして動いていくシーンと物語のストーリーの詳細は紐を解いていくかのように謎解きとして楽しむこともできます。

また、今までに体験したことの無いような逆再生のようなアクション、派手な爆発シーンやカーチェイスを体感するのも見どころとなりました。

まずは前者のストーリーに関する見どころを紹介しましょう。
テネットを一度見た人の多くは「難解」だと感じる人も多く、全ての伏線や説明を理解するために「もう一度見たい!」と思わされることでしょう。

もちろん、色々なサイトで解説もされているのですが、そうした解説を見るとやはり再鑑賞したくなるという特徴があります。
例えば、オペラハウス襲撃の時からアルゴリズムが狙われており、銃を撃つのでは無く弾痕から弾が戻るという演出や名もなき男を助けたのはニールだったという伏線。

そして彼は命を懸けて名もなき男を救うというラストの展開などなど。

作戦を終えた名もなき男がニールと別れの挨拶をした後に、ニールの死が待っていると思うと複雑な心境を抱かされます。
そして、セイターの目論見を阻止するという一連の計画は、未来の名もなき男が実行したものだという伏線も凄いと思いましたね。

映画を最後まで見た上で「なるほど!」と思える発見が多いのが見どころと言えるでしょう。

アクション・演出

空港のシーンが2回あり、映画の前半で順行、後半では逆行で描かれるのがおもしろいです。

一度、順行のシーンで名もなき男が謎のガスマスクの男と戦うのですが、この謎の男が逆行してきた名もなき男だったとわかる後半に驚かされましたね。

つまり、彼は自分ともみ合っていただけなのですが、その際の戦いでは順行と逆行が混ざった取っ組み合い(アクション)が繰り広げられるのに目を見張ります。

逆再生で動く登場人物たちの動きは俳優たちが務めていたということで、メイキング映像も話題になっていました。

また、輸送中のプルトニウムのトランクを奪取する際の高速道路でのカーチェイスも凄い!

消防車やトラックを使って輸送車を囲み、的確かつスピーディーにトランクを奪う名もなき男…その後、逆行して現れるセイターの車に驚いたり、キャットの危機を救ったりと目が離せないシーンが続きました。

車が炎上して中にいた名もなき男が凍傷を負うというのも逆行のシーンならではです。
その際の爆発も凄かったですが、序盤のオペラハウスや空港での大爆発も迫力がありました。

監督がこだわる映像と音響の良さも映画の見どころです。

 

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