映画『世界で一番美しい少年』のあらすじと感想【配信】

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2021年12月に上映された『世界で一番美しい少年』の予告編動画は、こちら

美しい! 君は美しい・・・なんて魅力的な美少年なんだ! 初老の男は「美」の虜になる。

映画出演後に 世界中の憧れと称賛を一身に集めながら、アンドレセンの人生は “世界で一番美しい少年”というアイコンに翻弄されていく。

究極的な美” は存在する!

この世に ”究極的な美”は、存在するのだろうか?・・・それは存在した!

この世に “世界で一番美しい少年”と称賛され、全世界で一大センセーションを巻き起こした俳優がいた。

その少年は、イタリア映画界の巨匠ルキノ・ヴィスコンティに見出され、15歳の時に映画『ベニスに死す』(1971年)に出演した ビョルン・アンドレセン

その妖艶な美しさで、世界中から注目を集めた少年は ”究極的な美”のアイコンとなった!

熱狂的な美のアイコンに!

アンドレセンは、ベニスに死す』の大ヒットのあと キャンペーンで1971年の来日時には 詰めかけたファン達の熱狂で迎えられ、日本のカルチャーにも大きな影響を及ぼしたほどの美少年・・・だが彼の瞳の奥には、憂いと怖れ 生い立ちの秘密が隠されていたのです。

『世界で一番美しい少年』は、超絶美少年として1970年に人気となったスウェーデン俳優ビョルン・アンドレセンの50年間に迫った衝撃ドキュメンタリー。

今、明かされる一人の少年の栄光と破滅!

あれから50年・・・世界中から美少年として注目を浴びた時期から50年近い年月が流れ、その後の彼が どうなったのか忘れ去られていた。

しかし、アリ・アスター監督のミッドサマー(2019年)の老人役で 再びスクリーンに登場したが、そのあまりにも驚愕の変貌ぶりが話題となりました!

彼は栄光と破滅を巡る旅に出る!

ドキュメンタリー『世界で一番美しい少年』は、世界中からもてはやされた少年の50年の月日を辿り、彼がどう生きてきたのか?心の旅路を映し出していく。

若き日の超絶美少年から年老いた彼は、かつて熱狂の中で訪れた、東京・パリ・ベニスへ向かう旅に出る・・・この映画はノスタルジックな映像美と共に、自身の懐かしくも残酷な栄光と破滅の軌跡をたどっていく人生を探る旅である。

少年愛を描いた名作『ベニスに死す』

1971年に公開された『ベニスに死す』は、リゾート地で出会った少年タジオの妖艶な美貌に魅了され、苦悩する初老の芸術家の姿を描いたトーマス・マンの自伝的小説の映画化作品。

『ベニスに死す』は イタリアのベニスの街を舞台に、とある美少年に恋してしまった老作曲家の少年愛を描いた作品で、ビョルン・アンドレセンの神々しいまでの美しさと、ほとんどセリフもなく風景と音楽に彩られて進んでいき「自分の美」に執着した男の細やかな感情が伝わってくる名作です。

ヴィスコンティ監督は、この映画の少年役をヨーロッパ中探した末に 金髪で青い瞳のアンドレセンを見つけ 数千人の候補者を押しのけて彼に決定したのです!

イタリアを代表する名匠!ルキノ・ヴィスコンティ

ルキノ・ヴィスコンティは、1942年『郵便配達は二度ベルを鳴らす』で監督デビュー後、『山猫』や『地獄に堕ちた勇者ども』『ベニスに死す』『ルードウィヒ 神々の黄昏』のドイツ3部作など、妥協を一切許さない荘厳な作風が特徴で デカダンス趣味あふれる傑作を撮り続けたイタリア映画界の至宝であると同時に、映画史に永遠に残る巨匠です。

美少年ブームの火付け役に!

巨匠ルキノ・ヴィスコンティに見いだされ『ベニスに死す』に出演後は、“世界で一番美しい少年”と称賛され 世界中から注目を集めたビョルン・アンドレセンは、1971年の来日時でもファンに熱狂的に迎えられ 数々のテレビCMにも出演し、池田理代子の漫画「ベルサイユのばら」の主人公オスカルのモデルになるなど、日本のカルチャーにも大きな影響を及ぼしました.

来日時には熱狂的なファンの”追っかけ少女”に、髪の毛を切られるなどというエピソードがあるほどで、金髪でロン毛の美少年は当時の女子たちに大人気!

知られざる美少年の真実

しかし・・・観る者の目を釘付けにし、“世界で一番美しい少年”として一大センセーションを巻き起こしたアンドレセンの生い立ちは決して恵まれたものではなく、ボヘミアンであった母親を持った幼少期は、過酷でドラマティックだったと伝えられます。

ドキュメンタリーでは、一夜にして世界的な名声を得た少年時代の狂騒と熱狂的な時期から「鬱とアルコールに溺れていった」日々など、本作では知られざる彼の真実が描かれる。

栄光の影にある悲劇を照らす

本作を5年の歳月をかけて製作した、ドキュメンタリー監督のクリスティーナ・リンドストロムとクリスティン・ペトリは、「世界一、美しい少年」と宣言された人間の栄光と陰を追い、50年の時を経てビヨルン・アンドレセンがたどった悲劇の旅へと観客を誘う。

映画『世界で一番美しい少年』は、美に対する執着の物語!

そして、人間の本当の美しさは「人間力」にあると教えてくれる・・・。

美しいことは罪ですか?

美しいことは罪?・・・罪です! 不細工な人に差をつけること自体が悪いから・・・

でも綺麗な方が良いはず! モノを選ぶとき より良いモノに目がいく・・・それと同じ。

「魔性の女」または男、人はその美しさに魅了され 美の虜となり恋愛模様が始まるのです。

美そのものは罪ではないが「周りが勝手に、頭がおかしくなっていく」・・・のです。

綺麗なモノを見ると、人は心がトキメク・・・美少年を見て、心惹かれるのは「罪」ですか?

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世界一美しいと言われる少年は、一体どんな人生を送ったのか?

気になる方は、DVDもチェックしてみてください。

作品情報

製作国:スウェーデン

監督:クリスティーナ・リンドストロム、クリスティン・ペトリ

上映時間:98分

日本劇場公開日:2021年12月17日

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