『M・ナイト・シャマラン』のキャリア・作品を紹介:どんでん返しスリラーの名手!

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M.ナイト・シャマラン監督は、ハリウッドで最も独特な才能の一人として知られています。

彼の作品は、予測不可能な展開、深いキャラクターの描写、そして観客を考えさせるテーマで満ちています。

シャマラン監督の映画は、一瞬たりとも目が離せない緊張感と、心を揺さぶるストーリーテリングで、世界中の観客を魅了し続けています。

この記事では、彼の映画の魅力と、シャマラン監督が業界に与えた影響について掘り下げていきます。

目次

斬新なスリラーとどんでん返し

思わず ”そうだったのか~”  ”なるほど”  ”騙された~”と声を上げてしまいそうな、ラストで明かされる、見事なトリックと種明かしをされるどんでん返し映画。

ミステリーやサスペンスで犯人がまさかの人物だったり、真面目に見ていたらラストに驚愕のどんでん返しがある作品は、「アッと!驚くタメゴロー」的な面白さがあります。

またエンディングまでの伏線が、ストーリー内に隠されている作品は、二度目も面白い。

1999年に公開されたM・ナイト・シャマラン監督シックス・センスも、劇中の随所にどんでん返しの伏線が、さりげなく散りばめられているので、見直す必要があります。

伏線が随所に!スリラーの名手

インド出身、アメリカ育ちのインド系の映画監督M・ナイト・シャマランは、斬新なスリラーとどんでん返し映画の代名詞ともなった『シックス・センス』が世界的に大ヒットし、本作は作品賞、監督賞、脚本賞を含むアカデミー賞6部門にノミネートされ、一躍有名監督の仲間入りを果たしました。

M・ナイト・シャマランの作風

シャマラン監督の作品に惹かれるのは、「観たことのない、意外な展開」を用意してくれるからで、新作のたびに公開前は「ネタバレ厳禁」を自ら通告してきます。

どの作品も、ラスト近くには思いもよらぬドラマへなだれ込み、衝撃の結末かと予想していると、まさかのオチに驚くこともあります。

シャラマンは映画監督になる前は、親の意向で医学を勉強していた時期もあるので、解離性同一性障害(多重人格)などの描き方もリアル。

2016年に公開された『スプリット』も多重人格者の男が3人の女子高生を誘拐・監禁するサスペンスが描かれており、その演出も実にリアルです。

シャマラン監督のキャリア

幼い頃に一家でインドから米ペンシルベニア州フィラデルフィアに移住。

8歳の頃から8ミリカメラを手にし映画に興味を持つが、やがてスティーブン・スピルバーグに憧れ、師と仰ぐようになりニューヨーク大学の映画学科に進学。

1992年の卒業制作作品が批評的に成功を収め、監督・脚本を手掛けた神様を探す少年の成長を描いた「翼のない天使」で劇場映画デビューを飾る。

1999年にブルース・ウィリス主演シックス・センスは世界的に大ヒットを記録し、アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネート以降、ウィリスと再タッグを組んだ「アンブレイカブル」をはじめ、「サイン」「ヴィレッジ」と衝撃的な結末が話題を呼ぶ作品を次々と発表し世界にその名が知られました。

巨匠からの低迷期

ホラー映画の新たな巨匠と褒め称えられたシャマランは、ディズニー配給のもとでその後もヒットを連発したが、ディズニーの賛同を得られずにワーナーで製作した2006年のファンタジー「レディ・イン・ザ・ウォーター」は期待された大きなオチも無く、シャマランの作品では最低の興行記録で失敗に終わり、ラズベリー賞の最低作品賞にもノミネート。

以後、フォックス、パラマウント、ソニーなどと違った映画スタジオで新作を製作するも、どれもこれも振るわず、メジャーからはそっぽを向かれる存在になっていった。

完全復活!

シャマラン監督は一躍ハリウッドの人気監督の仲間入りを果たし、その後もキャリアを順調に築いていったが、『ヴィレッジ』(2004年)以降、その勢いに陰りが見え始め『レディ・イン・ザ・ウォーター』と『エアベンダー』(2010年)や『アフター・アース』(2013年)などが不振に終わったことから、キャリアは低迷期を迎えることとなっていく。

そんなシャマラン監督の復活作となったのが、ホラー『ヴィジット』『スプリット』『ミスター・ガラス』の3作で、特に『スプリット』は900万ドルの製作費に対して、全世界で2億7,800万ドルの興行収入を稼ぎ出し、シャマラン監督の完全復活を印象付けました。

全額自費で製作

『ヴィジット』、『スプリット』、そして『ミスター・ガラス』の3作は、いずれもシャマラン監督が全額自費で製作した映画だったという。

『ヴィジット』の製作では、ペンシルバニア州にある125エーカー(約15万坪)の私有地を担保に、製作費500万ドル分の融資を獲得。

『スプリット』(2017)でも同様に製作費900万ドルを出資し、規模が拡大した『ミスター・ガラス』では、上記2作品の収益と私有地を担保に得た融資金で製作費2,000万ドルをまかなったといいます。

自費製作をしたのは、以前の映画が不振に終わった時期の反省を活かし、製作会社から受ける制約を排除し、自分の思い通りに作品を作り続けるためにリスクをかけたと思われます。

m・ナイト・シャマラン衝撃の三作品!

サスペンスホラー『アンブレイカブル』『スプリット』『ミスター・ガラス』は、シャラマン監督が19年の時をかけて描いた衝撃の三部作。

この三部作は各作品の公開順に観た方がいいです!なぜなら前2作は続編で繋がり3作目の『ミスター・ガラス』は前2作品の世界観を合体した作品で、それぞれの主人公デヴィッド・ケヴィン・ミスターガラスの末路を描いているからです・・・3作一気観がおススメ!

『アンブレイカブル』(2000年)

フィラデルフィアで、131人もの乗員乗客が死亡するという悲惨な列車事故が発生した。

元アメフト選手で、今はしがない中年男性のデヴィッドは、列車事故に巻き込まれながら傷一つ負わず、唯一の生存者となる。

なぜ自分だけが生き残ったのかと思い悩むデヴィッドのもとに、イライジャと名乗る画商が現れ、あなたは不滅の肉体を持つ者 ”アンブレイカブル”であると告げられる。

イライジャは「ミスター・ガラス」と呼ばれ、骨形成不全症という病を患っていて些細な衝撃でも骨を折ってしまう、ガラス的な脆い身体の男。

ミスターガラスは、デヴィッドに対しある大規模な事件を仕組んでいた・・・。

本作はシャラマン監督がスーパーヒーローを生身の人間としてリアルに描いたサスペンスで、陰鬱で不気味な空気の中で淡々と進むストーリー・・・そして衝撃のラストが待ち受ける。

『スプリット』(2017年)

女子高生のケイシー、クラスメイトのクレア、親友のマルシアの3人は、クレアの誕生パーティーの帰りに見知らぬ男に拉致され、密室に監禁される。

脱出を試みる3人は、男が多重人格者で人格が激しく入れ替わることに気付く・・・多重人格者ケヴィンは23人もの人格を備え、そして新たな24番目の人格が現れる。

本作は、拉致監禁された3人の女子高生と、23人の多重人格を備える男との攻防、そして多重人格者の男と精神科医フレッチャーのセラピーの2軸でストーリーが展開。

多重人格者を演じたジェームズ・マカヴォイの表情や声色、雰囲気までもがらりと変えてそれぞれの人格を体現する驚異的な演技力は圧巻です。

またラストシーンで、ブルース・ウィルス演じるデヴィッドがほんのワンシーンで登場?

このワンシーンで、本作がシリーズ作品であることがわかります。

『ミスター・ガラス』(2019年)

フィラデルフィアのとある施設に、特殊な能力を持つと信じる3人の男性が集められる。

不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド、24人もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、天才的なIQの持ち主だが、生涯で94回骨折した壊れやすい体のミスター・ガラス。

精神科医のステイプルは、すべてが彼らの妄想であることを証明するため、”禁断の研究”を開始する……。

前2作に登場したデヴィッドとケビン、そしてミスター・ガラスが再登場するほか、『スプリット』で拉致監禁されたケイシー、デヴィットの息子ジョセフがキーパーソンとして再登場し、本作はすべて同じ俳優での続投となる。

3作品は生身のスーパーヒーローという存在を、シャマラン流の世界観で表現・・・そしていずれも衝撃の結末が待ち受けている。

『オールド』新たに仕掛けた謎解きタイムスリラー!

2021年に公開された『オールド』は、美しいビーチを密室に見立てたスリラーで異常なスピードで時間が流れ、急速に年老いていくという不可解な現象に見舞われた一家の恐怖とサバイバルを描いた、シャラマンらしい新感覚のタイムスリラー

人里離れた美しいビーチに、バカンスを過ごすためやってきた複数の家族。

しかし、6歳の少年だった息子は目を離した時から青年へと急成長し、やがて大人の彼らは それぞれが急速に年老いていくことに気づく!

このビーチは何かおかしい?ビーチにいた人々はすぐにその場を離れようとするが、なぜか意識を失い脱出することができない?ビーチに閉じ込められた!

『オールド』には、シャマラン監督が得意とする 這い寄るような恐怖と共に幾多の伏線が張られておりもちろん毎度のことながら、本作も鑑賞前のネタバレあかし絶対禁止!

この1作で世界的知名度監督の仲間入り!

シャラマン監督と言えば必ず、この作品名が出るほどの代表作!『シックス・センス』。

本作は巧みなプロットと衝撃的な結末で、映画業界にさまざまな影響を与えました。

どんでん返しの伏線が随所に!?

ある晩、小児精神科医のマルコムは妻と自宅にいたところを、押し入ってきた患者に撃たれた・・・男はマルコムを撃つと自殺し、彼の心にぬぐいがたい傷を残した。

それから1年後、ある日他人には言えない秘密を隠して生きる8歳の少年コールに出会う。

彼の秘密とは何と!死者が見えることで母親にも話せず友達からも異常者扱いされていた。

やがて、二人は心を通わせるようになり、互いに交流を通じて癒されていく・・・。

リピーター続出で大ヒット!

劇場公開時の映画冒頭で 「お客様へお願い。この映画のストーリーには”ある秘密”があります。これから映画をご覧になるお客様は、その秘密をまだご覧になっていない方たちに決してお話にならないようにお願いします」ブルース・ウィルス と記されています。

『シックス・センス』は当初、『ダイ・ハード』シリーズで知られたブルース・ウィルスのホラー映画という事であまり派手な宣伝はされなかったものの、公開後は口コミで評判が高まり大ヒット!

しかも 伏線探りのリーピーター続出で連日超満員となったのです。

重要なルール「赤い色」

『シックス・センス』には様々なシーンで赤い色の物が出てきますが、それは死者がいる「霊界との接点」を意味しており、赤いドアノブ、赤いドレス、赤い風船、赤いテントなどで

ある場面?では必ず赤い色が使われており、シャラマン監督ならではの隠し技があります。

シャラマンは「どんでん返しの監督」ではない!?

多くの人が大ヒットした『シックス・センス』の巧みなストーリー・テリングでまんまと裏をかかれ、驚愕のラストでシャラマンを「どんでん返しの名手」とみなしています。

本作は死者の姿が見える少年と、彼を担当する小児精神科医を描いた作品です・・・しかし

劇中のセリフで少年が ”ボクには死んだ人が見えるんだ”とハッキリ言っているし、オープニングの銃撃事件でブルース・ウィルス演じる主人公の死が描かれているのです。

全ては観る側の「思い込み」と勘違い

まさか、メインキャラクターを最初から殺すとは思えない先入観と勘違いを大胆に描き通しているのです・・・まさに裏の裏をかいて、ラストで表をみせるのが「シャラマン流」。

そして死者は自分が死んでいる事に気付かないし、自分が見たいものだけが見えるのデス

m・ナイト・シャマラン の映画作品一覧

シックス・センス
アンブレイカブル
サイン
ヴィレッジ
ヴィジット
スプリット
ミスター・ガラス
オールド

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