映画『エル・シド』のあらすじ・解説 2023 8/28 洋画 チャールトン・ヘストン 2023年1月27日2023年8月28日 当ページのリンクには広告が含まれています。 目次1962年に劇場公開された『エル・シド』の予告編動画は、こちら </noscript><iframe width="560" height="315" data-src="https://www.youtube.com/embed/RIXSbdiDV7Q" title="『エル・シド』映画 予告編動画" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen class="lazyload" > 戦乱に揺れるスペインを、勇猛に駆け抜けた 救国の闘将 エル・シド。名作『十戒』や『ベン・ハー』と並ぶ、圧倒的スケールで描かれた歴史スペクタクル超大作 『エル・シド』が、オリジナルネガよりフルＨＤレストアされたリマスター版でよみがえる。 救国の闘将エル・シド！ エル・シドは11世紀のスペインで、ムーア人からキリスト教文明を護った国民的英雄で，生涯にわたって輝かしい勝利を収めたところから，中世騎士物語に由来する「勝利者」 Campeadorとも呼ばれた闘将です。 『エル・シド』は、ハリウッド屈指のスター俳優チャールトン・ヘストンが、スペイン史上最も偉大で救国の英雄と讃えられたエル・シドの生涯を熱演した、歴史スペクタクル超大作。 70ミリシネラマの圧倒的スケール！ 本作は11世紀スペインの救国の闘将エル・シドの生涯を描いた1961年製作70ミリのシネラマ映画で、ワイドスクリーンならではの 圧倒的な映像の迫力が半端ない！ 高精細な映像、巨大なスクリーン！ そして立体音響･･･これが70mm映画の魅力。 70ミリシネラマとは？ 初期のシネラマは、3台のカメラで同時に撮影した35ｍｍフィルムを、3台の映写機で湾曲した横長のスクリーンに映写して、立体的な画面を観るものでした 後期シネラマは、70mmフィルムを使用して縦9m以上、横25m以上の湾曲したスクリーンに投影した映像となり、第１作目はスタンリー・クレイマー監督のドタバタ喜劇『おかしなおかしなおかしな世界』が初のスーパーシネラマ方式で上映され、シネラマ代表作としては、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』があります。 キューブリック監督は、生涯に13本の長編映画を製作しましたが、そのほとんどは35mmフィルムで撮影され、唯一『2001年宇宙の旅』だけはリアルで正統派なＳF映画を目指していた監督が、没入感の強い70mmにこだわって製作したのです 最近ではIMAXフォーマットによる撮影で70mmよりもさらに高画質な画面になり、クリストファー・ノーラン監督は『インターステラー』や『ダンケルク』といった映画を「IMAX70mm」で撮影しています。 さすがの歴史超大作！ 60年当時の映画は大作”史劇”が大流行りし、”史劇”と言うジャンルを作れる程に沢山のスペクタクル作品が製作され、ドレもコレも膨大な製作費をかけ、エキストラの出演やお馬さんの数はもっと凄く、舞台設定も立派なセットを作り 誠に豪華絢爛な映画製作方法でした。 『エル・シド』の撮影当時もCGとかがない時代なので、砂浜を覆う大軍はすべてエキストラを起用し、訓練を受けた1700人の歩兵がスペイン陸軍から貸し出され、その一人一人に衣装を着せて武器を持たせて配列し、遠景には張りぼてとはいえ35隻の船がムーア艦隊として海上に飾られて撮影しました。 1100万ドルの製作費！ 本作は当時１１００万ドル程の製作費が投入され、上映時間も3時間超の史劇大作！ チャールトン・ヘストンもソフィア・ローレンも若く、美しくもあった時代の映画。 『エル・シド』は、名誉と王への忠誠心に生きる伝説の人物を描く内容と共に、揺れ動く夫婦愛の物語でもあり、アンソニー・マン監督らしい深みのある演出は、迫力映像と共に見応え十分です。 1961年ゴールデングローブ最優秀賞を受賞し、第34回アカデミー賞で、美術・音楽・歌曲賞にノミネートされました。 『エル・シド』が、オリジナルネガよりフルＨＤレストアされたリマスター版でよみがえる。 『エル・シド』あらすじ 11 世紀、スペインはイスラム教勢力のムーア人の侵略に日々脅かされていた。 若き勇将エル・シドは婚約者との挙式に向かう道中、ムーア人の襲撃に遭った村を救う。 平和を望む彼は、捕らえた敵を温情で釈放するが、これを発端に激しい宗教戦争と王位継承争いに巻き込まれ、波乱の運命に翻弄されていく。 一度は追放処分で流浪の身となったエル・シドだが、ムーア人の指導者ベン・ユサフの攻撃による国家存亡の危機に、祖国と民衆と平和のために立ちあがる。 やがてエル・シドの軍と戦闘が始まり、馬上で指揮するエル・シドは胸に矢を受けた。 英雄エル・シドはついに生涯を閉じたのだが、その翌朝馬上にまたがる彼の勇姿をみた敵は浮足立った･･･彼の遺言により、死体が馬上にすえられていたのだ。 かくて戦いは勝利に終わり、スペインの国土からは侵略者が一掃された。 そして、エル・シドの名は歴史の流れに輝かしく残ったのであった。 『エル・シド（字幕版）』をAmazonプライムで視聴 キャスト チャールトン・ヘストン、ソフィア・ローレン、ジュヌヴィエーヌ・パーシェ、ジョン・フレイザー、ダグラス・ウィルマー、ゲイリー・レイモンド、ラフ・ヴァローネ、アンドリュー・クルークシャンク、ハーバート・ロム、ラルフ・トルーマンなどが出演。 CG無しの素晴らしい歴史超大作！ チャールトン・ヘストンは大画面にふさわしいタフガイであり『ベン・ハー』や『十戒』と並び、歴史劇が似あう俳優さんです･･･ソフィア・ローレンも堂々の演技を見せてくれる。 CG無しの巨大な物量と，1万人のエキストラを動員したラストの合戦シーンは大迫力！ 無数の兵士が海岸にズラリと並ぶ様は、この時代映画ならではの見どころ。 『エル・シド』は、古き良き時代のスペクタクル映画でございます。 作品概要 製作国：イタリア・アメリカ合作 監督：アンソニー・マン 上映時間：189分 劇場公開日：1962年4月27日公開 洋画 チャールトン・ヘストン よかったらシェアしてね！ URLをコピーしました！ URLをコピーしました！ コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ
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