洋画「インターステラー」の概要・あらすじを評価【ネタバレなし】

インターステラー 洋画

『インターステラー』は2014年11月、『メメント』『インセプション』等で知られるクリストファー・ノーラン監督によって製作されたSF映画である。

人の住めなくなりつつある地球の代わりとなる惑星を探しにいく宇宙飛行士たちの旅を、相対性理論・ニュートン力学等の科学的考証や、ヒューマンドラマを交えて描いた大作。

クリストファー・ノーランについては、こちらの記事でまとめています。

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あらすじ

近未来の地球。世界各地で巻き起こる砂嵐や、謎の疫病の影響により植物・農作物の被害(酸素の減少・食糧難)のため、人類の生活できる環境ではなくなりつつあった。

元宇宙飛行士のクーパー(マシュー・マコノヒー)は、成績優秀な15歳の息子トム。

問題児扱いされているが父と同じく宇宙へ関心を持つ10歳の娘マーフ、年老いた義父のドナルドと共にトウモロコシ農場を営み暮らしていた。

ある日、娘マーフの部屋の本棚から勝手に本が落ちる怪現象が起きる。

マーフは幽霊の仕業だと面白がるが、父クーパーはこれを「何者かによるモールス信号を模したメッセージ」と解釈する。

モールス信号を解読し、それが指し示す場所へと向かうと密かに研究が行われているNASAの秘密施設があった。

かつての仕事仲間のブランド教授に地球が滅亡の運命にあること、そしてその状況を打開するため地球外の惑星に新天地を探しに行く「ラザロ計画」を打ち明けられ、更にはそのミッションのパイロットとなるよう説得されるクーパー。

生きて帰還できるかもわからないミッションに参加することに、娘マーフは当然のごとく泣きじゃくり猛反対。

しかし滅び行く人類の未来のため、そして他ならぬ愛娘の未来のため、「必ず戻ってくる」とだけ言い残し、3名の仲間とAIロボットTARSを乗せた探査せんレインジャーに乗り地球を後にする…

ラザロ計画とは

「プランA」
地球外に、人の住むことができるスペースコロニーを打ち上げそこに移住する計画。コロニーを打ち上げるための重力の方程式が未完成で、なんとか地球滅亡までに間に合わせようとブランド教授たちは日々研究を続けている。

「プランB」
プランAに必要な方程式の解明が間に合わなかった場合の代替案。移住可能な惑星を見つけられたら、そこに受精した卵子を送り込み、新たな人類を築き上げるというもの。つまりあくまで種の存続のために取る選択であり、地球に居る現人類は見捨てることになる。

 

生き残れるか、滅亡か、地球の重大な運命はクーパーたちに委ねられているわけですね。

特殊相対性理論(ウラシマ効果)

ウラシマという名前でピンと来た方もいるかも知れないが、宇宙では場所により時間の流れが異なる。

訪れた先の惑星では一時間しか経ってないのに、地球では23年も経過してしまっていたりする。

幼子を置いてきた父であれば、子供の大事な時期をすっ飛ばしてしまい、揚げ句の果てには子供に年齢を追い越される始末。

地球から送られてきた映像メッセージに映るのは大きく成長した子供たちの姿。

そして四半世紀という決して短くない年月を経て生存の可能性を諦める旨を伝えられる父クーパー。取り返しのつかない時間の経過をまざまざと感じさせられる。

著者には子供は居ませんが、もし自分がクーパーの立場だったらと考えると…絶望しますね。

この物語が完全なフィクションで良かった。

無機質な見た目と裏腹に可愛げのあるAIロボットたち

クーパーたちをサポートするAIロボット。

一つの宇宙船につき1体搭載されていてそれぞれ「TARS」や「CASE」等ニックネームが与えられている。

銀の延べ棒が組み合わせられたような無機質な見た目とは裏腹に、「正直度」や「ユーモア度」の設定により嘘をついたりジョークを交えたりして場を和ませる等、未知の環境に置かれ重圧と戦うパイロットたちの強い味方となっている。

余談だけど、この子ナムコの「ゼビウス」に登場する「バキュラ」に似てないですかね?

最後のシーンの意味

最後にアメリアが登場するシーンがあります。

アメリアは人類が住むことが出来る惑星を発見し、研究に取り掛かるシーンです。その後は、いう間でもないため、映画のシーンとしては描かれていません。

まとめ・評価

全人類の未来がかけられた壮大なミッションへと旅立つクーパーたち。

何が起こるか想像もつかない未知の領域で、待ち受ける波瀾万丈の展開の数々。

時や次元を超える愛の力。それら全てを体験するためには是非とも本作を実際に鑑賞してほしい。

SF物を観たい、愛に飢えている、ノーラン監督のファンだ、これらに当てはまらない人でもきっと満足感を得ることができると思う。

 

クリストファー・ノーラン監督の記事が以下にありますので、興味のある方は、参考にしてみてください。

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