2019年劇場公開されたディカプリオ主演の「シャッターアイランド」の予告編
この島は、何かがおかしい?? 全ての謎が解けるまで、この島を出る事は出来ない!
精神を病んだ犯罪者だけを収容する孤島を舞台に、謎解きミステリーが始まる…。
衝撃のラスト! この映画のラストは、まだ見ていない人には決して話さないで下さい!
謎多き島『シャッターアイランド』
その島は四方八方を海に囲まれ、完全に閉ざされた島…通称 シャッターアイランド。
精神を病んだ犯罪者だけを収容するその島の病院から、一人の女が姿を消した?
失踪した女性患者の謎を探るため、孤島に建つ犯罪者用精神病院を訪れた米連邦保安官テディ・ダニエルズに次々と不可解な出来事が起こる!
何かを隠しているような怪し気な職員たちと不穏な空気、島全体に漂う謎…。
そして、ラストでたどり着く驚愕の事実とは?……大ドンでん返しが、待ち受けている!
ドンでん返しの映画を紹介
ミステリー小説や映画でも、真面目に見ていた挙句に最後の最後で「えっ?あああ~!」という予想外のドンでん返しで、驚愕する作品があります。
1995年公開の『ユージュアル・サスぺクツ』は、警察に尋問されていた詐欺師の真の正体がラストで暴かれ、驚愕のドンでん返しの結末で知られる名作です。
1999年公開の『ファイト・クラブ』は、不眠症に悩むエリート会社員の”僕”のナレーションで物語は進行し、ラストでは口を”ポカ~ン”とするほどの以外な結末が待っています。
それ故、ラストでドンでん返しが用意されている映画は、”まだ見ていない人には決して話さないで下さい!”という注意書きが、記されているのです。
『シャッターアイランド』は、ミステリー作家デニス・ルヘイン原作の小説をレオナルド・ディカプリオ主演で映画化され、二重三重の緻密な伏線と「どんでん返し」的な結末で、現在もなお愛され続けている珠玉のサスペンス!
『シャッターアイランド』のあらすじ
その島から、一人の女が姿を消した?
時は1954年。
その島は海に囲まれ、精神を病んだ犯罪者だけを収容する島…通称シャッターアイランド。
この島で、レイチェル・ソランドという女性が行方不明になった!
連邦保安官テディ・ダニエルズは、相棒のチャック・オールと共に「アッシュクリフ精神病院」へ赴きます。
テディは捜査を続けるうち、島の人間や施設の職員が何かを隠していると勘づく…。
それでも捜査を続けていくと、灯台近くの洞窟の中でレイチェルを発見した。
実はレイチェルは、患者ではなく医師だった??
テディはレイチェルに、一緒にいた”俺の相棒はどこに行ったんだ” と聞くと「あなたは最初から一人で来た」と言います ???
その後、コーリー院長と対面したテディは、そこで自分の正体と悲しい事実を知らされる!
その、衝撃の事実とは!!!
シャッターアイランド 最後 わざとに関する基本情報
『シャッターアイランド』は2010年に公開されたマーティン・スコセッシ監督のサイコロジカル・スリラー映画です。
デニス・ルヘインの同名小説を原作とし、主役レナード・ディカプリオが演じる連邦保安官テディ・ダニエルズの物語が展開されます。
映画の概要
映画『シャッターアイランド』は、1954年に設定されたミステリアスなサスペンス映画です。
テディ・ダニエルズと彼のパートナー、チャック・オールは、アッシュクリフ病院という精神病院から逃げ出した女性患者の失踪を調査するために、孤島シャッターアイランドを訪れます。
そこで彼らは次第に謎めいた事実に直面し、真実を突き止めようとします。
主要キャストと役どころ
主要キャストには、レナード・ディカプリオがテディ・ダニエルズ、マーク・ラファロがチャック・オールとして出演しています。
その他には、ベン・キングズリーが病院の主任医師ジョン・コーリー、ミシェル・ウィリアムズがテディの亡くなった妻ドロレスとして登場します。
各キャストは、物語の展開とテーマに深く関わる重要な役割を果たしています。
ストーリープロットの概要
テディ・ダニエルズとパートナーのチャックは、行方不明になった女性患者レイチェル・ソランドを見つけるために、シャッターアイランドへ赴任します。
しかし、調査を進めるうちに、次第に病院の隠された真実や、島全体が抱える謎めいた要素に直面します。
また、テディ自身の過去のトラウマが次々と浮かび上がり、物語は複雑な心理的サスペンスへと変化していきます。
シャッターアイランドの主要なテーマ
映画の主要なテーマには、現実と幻想の境界、過去のトラウマ、そして精神疾患があります。
テディの心の内部に秘められた真実と、病院が隠している陰謀とが絡み合い、観客に心の闇を映し出します。
また、「真実を知ること」と「それを受け入れること」が、重要なテーマとして取り上げられています。
なぜ「わざと」の解釈が生まれたか
映画の最後のシーンにおいて、テディ・ダニエルズの行動と思考が明らかにされることで、「わざと」彼が特定の行動を選んだという解釈が生まれました。
彼のセリフや行動が、この解釈を裏付ける要素として取り上げられています。
観客の視点によって異なる解釈が可能であり、多くの議論を引き起こしています。
最後のシーンの詳細分析
映画の最後のシーンは、全体の物語の転換点として重要な役割を果たしています。
この部分では、それぞれのキャラクターの行動や反応が、物語のテーマや結論に直結しています。
最後のシーンの背景
最後のシーンでは、テディが病院の庭で自らの運命を選択する瞬間が描かれます。
医師たちと周囲の状況が、彼の最終的な決断に影響を与える重要な要素となっています。
過去の出来事や、自身が直面してきた心理的な葛藤が、この瞬間に集約されます。
テディ・ダニエルズの行動
テディは最後に、自らの正気を再び失ったかのように見えますが、実際には彼の裏に隠された意図があるのではないかという考察がなされています。
彼の最後のセリフ「どちらがましだろう。モンスターとして生きるのか、善良な人間として死ぬのか。」は、特に注目を集め、彼の意図がわざとである可能性が高まる要因となっています。
医師たちの反応
医師たち、特に主任医師であるジョン・コーリーの反応は、テディの最終的な選択に対する理解と、彼が取った行動に対する複雑な感情を示しています。
彼らはテディの行動を監視し、彼の精神的健康を試みるための一連の計画を練っていた背景が示唆されています。
チャックの役割
チャックはテディのパートナーとして、彼の精神的な旅に寄り添いますが、実は彼も病院の計画の一部として行動していることが明らかになります。
最後のシーンで彼の立ち位置は、テディに対する友情と病院側の目的との間で揺れ動きます。
病院の全体的な雰囲気
シャッターアイランドの病院は、重厚で陰鬱な雰囲気を持つ場所として描かれています。
最後のシーンでは、その冷たい雰囲気と、テディが下す決断の重みが強調されています。
病院全体が彼の運命を象徴する舞台として機能しています。
わざとの可能性の議論
テディが「わざと」自らの意識喪失を選んだという解釈について、様々な視点から議論が展開されています。
ここでは、様々な証拠や視点を通じて、その可能性を探ります。
テディのセリフの意味
テディの最後のセリフ「どちらがましだろう。モンスターとして生きるのか、善良な人間として死ぬのか。」は、彼の内面的な葛藤と最終的な選択を象徴しています。
この言葉は、彼が自身の記憶や過去と向き合い、それを受け入れることができないという心理的葛藤を示しており、「わざと」意識喪失を選んだのではないかという解釈を支持します。
シャッターアイランドの心理学的要素
シャッターアイランドは、深い心理学的テーマを持つ映画であり、主人公テディの精神状態や行動はしばしば観客の解釈に委ねられます。
彼の行動や台詞からは、PTSDや罪悪感、現実逃避といった心理学的要素が読み取れます。
これらの要素が、彼の最終的な行動の理解に重要な役割を果たします。
テディの過去のトラウマ
テディは第二次世界大戦の帰還兵であり、その戦争体験と妻子を失った悲劇的な過去が、彼の行動や心理に大きな影響を与えています。
特に、彼の妻が引き起こした一件の影響は計り知れず、彼の最終的な選択が「わざと」かどうかを考察する上で重要な要因となります。
家族との関係
テディの家族、特に亡くなった妻ドロレスとの関係は、彼の心理状態に大きな影響を及ぼします。
ドロレスに関連する思い出と罪悪感が彼を苦しめ続け、その結果として彼の行動や選択にも影響を与えます。
最終的に、これが「わざと」意識喪失を選ぶ理由の一端であると解釈されることがあります。
テディの自らの意識喪失の選択
最終的なシーンでテディが自身の意識喪失を選んだとされる行動は、彼自身の過去から逃げるための意図的な決断とも解釈できます。
これは、彼が真実に向き合うことの難しさと、それを避けるための最善策としての選択を象徴しています。
わざとである考えの証拠
最後のシーンでのテディの発言や行動、そして彼と医師たちの対話における微妙なニュアンスが、彼が意識喪失を「わざと」選んだという説を支持する証拠とされています。
また、監督であるスコセッシの演出もこの解釈を補強するように工夫されています。
『シャッターアイランド』のキャスト
主演は名優レオナルド・ディカプリオ、他にマーク・ラファロ 、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、マックス・フォン・シドーなどが出演。
監督は、鬼才マーティン・スコセッシ。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』から、ディカプリオとは4度目のタッグ作品。
『シャッターアイランド』の見どころポイント
この映画のポイントは、主人公テディの様々な回想シーンと数奇な出来事にあり、ラストまで二重三重の伏線が張られている為、最後の最後まで真相は分からない!
キラキラしたレオ様よりも、この作品で何かを背負った”ダーク”なレオ様も魅力的!
精神病院では「ロールプレイ治療」と呼ばれている治療があるようです…周りの人も
仕掛け人となって、患者に特定の役割を演じさせ、記憶を探りながら問題を解決する!
ラストでの衝撃は、この治療が?……決して、まだ見ていない人に話してはいけない!
『シャッターアイランド』の伏線
まだ鑑賞済みでない方は、ネタバレも含みますのでご注意ください。
作中内で気になる点をいくつかピックアップしてみました。
- 主人公テディの苦手な水
- メモ「THE LAW OF 4」、「WHO IS 67?」
- 映画のタイトル『SHUTTER ISLAND』のアルファベットの並び
- 行方不明になった女性患者レイチェルとは?
- 拳銃の扱いが下手
- 最初のおばあさんは、誰?
作品情報
- 製作国:アメリカ
- 監督:マーティン・スコセッシ
- 上映時間:138分
- 日本劇場公開日:2019年4月9日
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