軌道を逸したマル暴刑事の映画『孤狼の血1』のあらすじと感想【豪華キャスト】

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2018年5月に劇場公開された「孤狼の血」の予告編動画は、こちら

大卒の新米刑事は、粗暴でヤクザみたいな先輩刑事に言われるがまま、メチャクチャな捜査に協力するハメになる・・・。

松坂桃李と役所広司がW主演を務めた『孤狼の血』は、血と暴力に満ちた最高のエンタメ・ムービー!

暴力と理不尽にまみれた衝撃の映画「孤狼の血」の魅力を紹介

2018年に公開された『孤狼の血』は、正に暴力と理不尽とにまみれた衝撃的な映画で、R15+指定ながら その年の映画賞レースを席巻した作品ともなりました。

見た目も態度もやる事も、ヤクザよりヤクザみたいな刑事役に役所広司さん、大卒で優等生のぼっちゃん刑事役に松坂桃李という異色コンビでありながら、これ以上のキャスティングはないほどの組み合わせとハマり役で魅せた名作です。

警察官として、「マル暴」のベテラン刑事が軌道を逸したあるまじき行為のオンパレードに、相棒の新米ぼっちゃん刑事が釈然としない対比が面白く描かれています。

マル暴とは?

警察組織にはヤクザ犯罪の捜査スペシャリストとして組織犯罪対策四課・通称「マル暴」と呼ばれる、暴力団犯罪を専門に捜査する刑事たちがいます。

マル暴の「マル」は警察内ではよく使われる用語で、調書に書くとき暴力団を指す「暴」や「B」といった文字を丸で囲む表記をしています・・・マル暴のハンコもあります。

同様に被疑者は「マル被」、被害者は「マル害」、捜査の対象者を「マル対」などと呼んで暴力団を指し示す用語を簡略化することが多いようです。

ハチャメチャな「マル暴捜査官」!

マル暴は、ヤクザ犯罪を専門に捜査したり組事務所に立ち入り捜査する刑事さんですが、担当刑事さんたちも なぜか? コワモテのタイプが多く見られます?

『孤狼の血』では、やることなす事 ヤクザ以上の「マル暴刑事」のハチャメチャな行動が痛快に描かれています。

痛快無比のキャラクター

キャッチコピーにもなっているセリフ ”警察じゃけぇ、何をしてもいいんじゃ” に代表されるように、役所広司が演じる大上刑事のキャラクターは ”ほぼ悪人タイプ”で ルールやコンプライアンスなど度外視し、「目的のためなら違法捜査もいとわない」やり方や「他の誰にもできないことをやる」という、ダークヒーローのような魅力があります。

新米刑事から狂気的な一面が

松坂桃李が演じる新人刑事は、とても親しみやすく”普通”のまっとうな人間です。

しかしながら、物語が進むにつれ血と暴力の世界に巻き込まれていくうちに、彼の精神状態は破綻していき、ギラついた野生と狂気的な一面が徐々に見えるようになっていきます。

正義感の強い松坂桃李 & メチャクチャでクズな役所広司との対比が最大の見どころ!

原作は柚月裕子の小説「孤狼の血」

映画の原作は柚月裕子の小説「孤狼の血」で、柚月さんのお写真を見ると・・・美人!!

こんなに美しい女性が、こんなにもえげつない物語を書くなんて・・・信じられません!

役所広司さんが演じたマル暴刑事の大上(おおがみ)という名前は、原作者によると”おおかみ(狼)”からきている様です。

孤狼の血」のあらすじ

ジッポーのライターには「狼の絵柄」が彫られていた・・・

昭和63年・・・暴力団対策法成立直前の広島。

呉原東署のマル暴刑事・大上章吾の下に、新米刑事の日岡秀一が配属された。

大上は凄腕ながら、何かと黒い噂が絶えないベテラン刑事である。

日岡は大卒で現場を知らないインテリとからかわれ、新米扱いされる。

その頃、呉原では暴力団の尾谷組と加古村組の対立が激化、大上は暴力団同士の抗争を影で抑えこんでいた。

ある日、加古村組の関連企業の社員が行方不明となり、一般人に手を出した加古村組を壊滅させようと目論む。

大上と日岡は一緒に捜査を進めるが、捜査とは名ばかりで、恐喝・暴行・拷問などを平気で行う大上のやり方に唖然とし、日岡は猛烈に反発する。

ある日大上は失踪した・・・後日 水死体で発見されたが 大上の死体には拷問された跡があった。

大上の死後、日岡は大上と親しかった小料理屋志乃のママから「大上のノート」と”万が一の時は、頼むど!” という遺言を託される。

その、ノートには警察内部の不祥事が詳細に記されていた。

大上は警察上層部すらも抑え込み、ヤクザとの均衡を保とうとしていたのだ。

日岡は、全ての事は一般人を守るために、命をかけても守ろうとした大上の正義を知る。

ついに、尾谷組と加古村組の戦争が勃発する・・・日岡は大上の遺志を継ぐことを決意する!

そして、大上が愛用した「狼のジッポー」を手にとった・・・。

キャスト

W主演の役所広司と松坂桃李に加え、脇を固める役者陣も豪華絢爛!

真木よう子、江口洋介、中村獅童、ピエール瀧、竹野内豊、石橋蓮司、滝藤賢一、音尾琢真、駿河太郎、中村倫也、阿部純子、矢島健一、田口トモロヲ等々、主役でもおかしくない 人気と実力を兼ね備えた俳優ばかりが顔を揃えています! 

見どころ

オープニングのいつもより古めかしい、波 ザッパーン!の東映三角マークから、声優・二又一成によるナレーションと暴力団幹部のスチール写真で構成された闘争の経緯説明シーン、そして全編通しての広島弁は “血湧き肉躍る” 往年の東映イズムを感じさせます。

本作はシリアスでカッコよくて残酷!ウォーキングデッドとかの残酷さやグロさとは全然種類が違うレベルのバイオレンスがあります・・・『孤狼の血』は、全編広島ロケで作られた”熱い映画”です。

続編も決定! レベルアップされた孤狼に期待しましょう。

映画「孤狼の血」のレビューを調べてみた

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作品情報

製作国:日本

監督:白石和彌

上映時間:125分

日本劇場公開日:2018年5月12日

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