アニメ「回復術士のやり直し」のあらすじ・復習内容・スタッフ【ネタバレ少しあり】声優も紹介

回復術士のやり直し アニメ

あらすじ

【癒】の勇者として選ばれた回復術士の少年ケヤル。

魔王を倒す勇者の旅に加わるが、戦う力がないため他の勇者から甚振られていた。

薬物中毒にハメられ自失状態のなかオモチャにされ続けたある日、耐性ができたことでケヤルは正気に返る。

回復の新たな可能性に気づいたケヤルは、人生のやり直しを決意する。

復讐で飾る次の人生を始めるために―――。

2度目の人生で記憶を取り戻したとき、復讐劇の幕が開く。

みどころ

この「回復術士のやり直し」を見た多くの人が、気持ち悪いと感じたと思う。

それは主人公の歪さもそうだし、性的に辱めたり暴力で黙らせたりするのが当たり前だから。

一歩踏み込んだ演出で一線を攻めてきた。

残酷だけどそれがこの作品には外せない要素になっている。

それを「復讐は生産的じゃないよね」と安易な合理性で一刀両断できるほど、主人公の負った傷は浅くないし、永遠に癒えるものでもない。

ましてや、故郷を奪われ、育ての親を犯され、親友も亡くした。

なにより自分も壊された。

今まであったものが一瞬で0になる。

狂人を生み出した責任を本人に問うことはできないだろう。

人を呪わば穴二つ。

彼の通った道にできるのはまさに穴だ。

本気の復讐なんて、誰が見ていても楽しくなんかない。

結局終わり方がむごいんだから。

囲われた女性陣にしても、愛着を感じさせる接し方をしているが、性奴隷みたいなもんだし。

スカッとしない。

復讐って被害者が納得するやり方だけが唯一の正解で、この作品はそれを徹底している。

だから道理で語ることなんてできない。

この作品のスゴいところは、それをしっかり映像化してきたこと。

その1点だ。

それゆえアニメの最後に注目していた。復讐をやり遂げるのか、と。

そしたら終わらなかった。

えーーーーーー!?

尺の都合か次への布石か。どちらかはわからないにせよ、やり遂げない復讐は中途半端で釈然としなかった。

少なからずケヤルに直接手を下した彼にも仕返しをするのが本編だと思っていたから。

次にもし復讐の範囲を広げるとしたら、それはこの無法状態を作り出した国家であり、その責任が追求されるのはトップに君臨する者だろう。

そして本作品のことをエロアニメという人もいるが、揺れてパンパンするだけがエロアニメじゃないんだ(たしかにそういうエロアニメもある)。

ただそこに肩を並べるレベルで描かれていたのにはビックリした。

感想

オススメできない良作。それが正直な感想。

繰り返しになるが、この作品は見ていて気持ちいいものじゃない。気持ちいいのは主人公だけ。だって自分のためだけの復讐なんだから。

ケヤルは初めて復讐が成功したとき、笑顔からうっとりした目つきでこう言っている。

「あぁ素晴らしい、これが復讐を達成するという感触か」(第3話Bパート)

主人公が見ているのは、もう過去でも未来でもなく復讐だけ。

始めから終わりまで復讐一辺倒だし、やられた本人だけが納得できる復讐の仕方で敵を倒していく。

倒されるほうはグロいし、キャラクター同士の絡みはエロい。

でも作品の”芯”は一切ブレない。

最後の終わり方だけは消化不良気味だったけれど、とにかく無情で残酷に、が徹底されていたように思う。

だから中途半端な終わりにして欲しくなかったというのが本音です。

まとめ

この終わり方で次期を期待しないのはありえない。

Blu-rayではおそらくぼかされていたところがクリアになるだろうから、セールスは期待できそう。だから2期もあると思うが、アニメ終了と同時に発表はなかった。

世間体の厳しい作品ではあるけれど、一人残った【砲】の勇者ブレットとの対決は気になるところだ。

原作小説・漫画

月夜涙による同名ライトノベルが原作(キャラクター原案:しおこんぶ)。

【癒】の勇者ケヤルが自分の人生をオモチャにしたすべてのモノたちに最強の魔法《回復》を使い復讐するダークファンタジー。

原作小説は既刊9巻のほか、羽賀ソウケンによる漫画は既刊8巻が発売中。

長尾件によるスピンオフ漫画「回復術士のおもてなし」も連載されている。

シリーズ累計発行部数は170万部(2021年1月時点)を突破している。

スタッフ

監督:朝岡卓矢

シリーズ構成・脚本:筆安一幸

キャラクターデザイン:ごとうじゅんじ

プロップデザイン:宮 豊

総作画監督:ごとうじゅんじ・齊藤佳子

美術監督:甲斐政俊

美術設定:平柳 悟・藤瀬智康

色彩設計:松山愛子

2Dワークス:越阪部ワタル

3DCG:伴 善徳

撮影監督:北岡 正

編集:肥田 文

音楽プロデューサー:竹山茂人

音楽:藤澤健至、鈴木暁也、Johannes Nilsson(Team-MAX)

音響監督:土屋雅紀

音響効果:中島勝大

響制作:グロービジョン

音楽制作:ランティス

アニメーション制作:ティー・エヌ・ケー

キャスト

ケヤル/ケヤルガ:保住有哉

フレア/フレイア:渋谷彩乃

セツナ:石上静香

クレハ:相川奈都姫

イヴ:高森奈津美

ノルン:津田美波

ブレイド:ふじたまみ

ブレット:稲田 徹

アンナ:西 明日香

 

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