『ダーティハリー』シリーズの全作品を紹介【クリントイーストウッド】

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いつも汚い仕事をまかされることから “ダーティハリー”なる異名をつけられたハリー・キャラハン刑事は、悪に対し愛銃44マグナムを躊躇無くぶっ放す!

ダーティハリー』シリーズは、アンチヒーローによる怒りの社会派エンタメアクション

目次

型破りの アウトロー刑事!

銀行強盗に対し、ハンバーグをモグモグ食べながらマグナム発砲! スーパーの強盗犯にマグナム発砲 犯人射殺! 目には目を・・・どんな奴らでもバイオレンスで悪人退治。

やることなす事手段を選ばず!法に縛られず、悪をとっちめるアウトロー刑事・ダーティハリー 愛銃44マグナムをぶっぱなし見事事件は解決するが・・・ その損害額は1万ドル

新時代のニューヒーロー像

無骨で反骨精神の塊のような刑事・ハリー・キャラハンは誰も手をつけたくない”汚い仕事”をまかされることから “ダーティハリー”という異名をつけられた。

問答無用の刑事・ダーティハリーの登場は、当時の世相を反映したアウトロー的性格と正義への問いかけのスタイルが、イーストウッドの佇まいと重なり 圧倒的な魅了を放ちました。


ダーティハリーのキャラクタ―は、クリント・イーストウッドが上手く演じていると言うよりも、イーストウッドの持ち味が役柄にピッタリはまった! といってもいいでしょう!  

『マカロニウエスタン ドル箱三部作』の出演で大成功したイーストウッドは、アメリカに凱旋した後 本シリーズの大ヒットで、正にドル箱スターの人気を不動のものとしました。

44マグナムの威力

ダーティハリーの代名詞ともいえる44マグナムは、 1970年代当時のS&W社の最高級モデルで、巨象をも一発で倒せる最高の威力を誇る世界最強のハンドガン!

試しにマグナム拳銃でスイカを撃つと、粉々にふっとぶほどの威力銃で、破壊力も凄まじい。

実はハリー・キャラバンの使っている44マグナムの「弾丸」は、命中率をアップさせるためにカートリッジの「火薬の量を減らして」いるのである。

『ダーティハリー』生みの親 ドン・シーゲル監督

それまでB級映画専門の監督としてコツコツとキャリアを築いてきたドン・シーゲルは、これ1作でアクション映画の巨匠へと祭り上げられ数くの娯楽作を作り上げていきます。

『アルカトラズからの脱出』(19791年)は、イーストウッドとの5作目のタッグ作品。

『ダーティハリー』シリーズは全5作が公開され、シリーズを通して大ヒットに!

悪に対して手荒な手段でも己の正義を貫く!『ダーティハリー』シリーズ

第1作目『ダーティハリー(1971)

サンフランシスコで狙撃事件が発生!サンフランシスコ警察の刑事ハリー・キャラハンが捜査にあたるが、スコルピオと名乗る犯人は警察に金を要求し、次々に無差別殺人を繰り返していく…ハリーはついに犯人を追い詰め、逮捕にまでいたるが……。

型破りな刑事・ダーティハリーと残忍な手口の連続殺人犯の戦いを描いたシリーズの一作目。監督のドン・シーゲルとイーストウッド コンビの代表作とも言える作品となりました。

第2作目『ダーティハリー2(1973)

謎の武装警官による射殺事件が発生!射殺事件は次々と起こり、被害者はいずれも売春組織やマフィアの大物ばかりだった。事件を追う中でハリーの友人や相棒のスミス刑事も犠牲となり、ハリーは仇を打つため謎の武装警官たちに挑んでいく。

シリーズ2作目は『奴らを高く吊るせ!』で、イーストウッドとタッグを組んだテッド・ポストが監督を務め、前作よりアクションが多めとなり、愛銃44マグナムで戦いに挑むイーストウッドのガンアクションを堪能できる。

第3作目『ダーティハリー3(1976)

ハリーの相棒がパトロール中にある過激派グループの事件に巻き込まれ犠牲になってしまう・・・ハリーは新しい相棒になった女刑事・ムーアと共に事件を追うが爆弾テロに遭遇し、容疑者を逮捕したが、主犯は他にいると確信したハリーは独自に捜査を開始する。

新しい相棒である女性刑事・ムーアと、ハリーのコンビが活躍するシリーズ3作目。    ハリーがムーアと次第に心を通わせていく中で、クールだったハリーの人間味が垣間見れる作品。監督はデビュー作となるジェームズ・ファーゴ。

第4作目『ダーティハリー4(1983)

サンフランシスコの丘で男の急所を撃ち抜くという事件が発生!その後サンパウロでも同様の事件が起こり、サンパウロに来ていたハリーは、画家のジェニファーと知り合う。

ハリーは過去にジェニファーと妹がレイプ被害に遭い、殺されたのはその犯人たちであることを突き止める。 その頃、レイプ事件の首謀者はジェニファーとハリーを片付けようと動いていた。

シリーズ4作目は、イーストウッドが自ら監督・製作・主演を務め、ソンドラ・ロック演じるヒロインの復讐劇とハリーの正義感が重ねられたドラマが展開される。

派手なカーチェイスと、新銃44オートマグナムが炸裂する本作はシリーズ最大のヒット作となった。

第5作目『ダーティハリー5(1988)

ホラー映画に出演する予定のロックスターが致死量の麻薬を打たれ死亡する事件が発生!

ハリーは捜査を進める途中で訪れたチャイナタウンで、強盗事件に遭遇。

犯人を倒したハリーだったが、男の衣類から“死亡予想”と書かれたメモが出てくる。

そこには先日死亡したロックアーティストの名前と共に、ハリーの名前も記されていた。

シリーズ最終作・・・殺人犯から自らも標的にされた、ハリーの捜査と活躍を描く。

若き日のリーアム・ニーソンやロックアーティスト役のジム・キャリーが共演している点も見どころの一つ。

カッコいいアンチヒーロー!

なぜ ”ダーティハリーと呼ばれるのか”と聞かれたら…” 社会の糞どもを相手にしているからさ” という問答がクールでカッコイイ~! 50年以上前の映画ですが、イーストウッドのかっこ良さは 色褪せる事がないのです!

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