1978年に劇場公開された『サタデー・ナイト・フィーバー』の予告編動画は、こちら
ペンキ店で働く彼の楽しみは、毎週土曜日にディスコで踊って鬱憤を晴らすこと!
ヘアースタイルとファッションをビシッときめ、得意のダンスで女たちの視線を釘付けにする・・・60年代のディスコフィーバーを再燃させたジョン・トラボルタ主演のダンス映画。
本作は世界中に60年代ディスコブームの再燃を到来させ、ディスコ・サウンドによるフィーバー現象も巻き起こし、“土曜の夜は、ディスコでフィーバーしょう!”という、合言葉も生まれました。
週末にディスコでダンスする事が人生の全てだった青年が、年上の女性と出会ったことをきっかけに、大人の男へと変貌していく姿を描いています。
『サタデー・ナイト・フィーバー』は、出演時23歳の若きジョン・トラボルタが一気にスターダムにのし上がった、彼の出世作ともなったスター誕生作品!
サタデーナイトフィーバー ポーズ
有名な決めポーズ
映画のポスターやジャケット写真などで、主演のトラボルタが煌めくミラーボールをバックに決めているポーズが象徴的で、腰をひねり、右手で天を指すポーズが多く知られています…ファッションも、フレアパンツとパンタロンなど当時のファッションスタイルが強調され時代を反映しています。
『サタデーナイトフィーバー』の サントラ
ビージーズの曲・主題歌が秀逸
公開後にビージーズを含めたサウンド・トラック『サタデー・ナイト・フィーバー』が大ヒットし、全米チャートで 何と!24週に渡って1位に居座り続けました。
本作の大ヒット以来、『フラッシュダンス』『フットルース』『ダーティダンシング』など80年代ダンス映画のサウンド・トラックがヒットする現象が生まれました。
『サタデーナイトフィーバー』のあらすじ
生き甲斐は、ディスコで踊り明かすことだけ
ブルックリンのペンキ屋で働くトニーは、冴えない毎日の生活にうんざりしていた。
父親は失業中で、母親としょっちゅう喧嘩ばかりの暗い家庭環境・・・。
そんな彼の生き甲斐は土曜日の夜・サタデーナイトにディスコで踊り明かすことだけ。
ある日、フロアで華麗なダンスを魅せる年上の女ステファニーに心を奪われる。
同じブルックリンで生まれながらも自立し、将来設計を持つステファニーに影響されたトニーは、自分の生き方を考え直すようになる。
やがてステファニーとの生活を夢見て、ディスコで行なわれる賞金付きダンスコンテストへの出場を決意する!
そして遂にダンスコンテストの日がやってきた!……コンテストの結果は?
キャスト
主演にジョン・トラボルタ、ほかカレン・リン・ゴー二イ、ドナ・ぺスコウ、バリー・ミラー、ポール・ベイブなどが出演。
見どころポイント
音楽がとにかく良い! いま聴いても新鮮で自然に身体がウズウズ踊りだしたくなる〜♪
世は青春真っ盛りのディスコ時代!若くて初々しいジョン・トラボルタの華麗なダンスもキレッ切れで、ミラーボールの煌めきに負けじと光ってます。
この映画の魅力はひとえに トラボルタのディスコダンスにあり、いくら撮影前に ダンスの特訓を受けても、音感と踊るセンスも持ってたんでしょうネ。
後半の地下鉄で、悩み顔のトラボルタのバックに流れる「愛はきらめきの中に」のシーンは忘れられない名場面・・・本作は悩める若者の姿をカッコ良く描いた 青春好感ムービー!
作品情報
製作国:アメリカ
監督:ジョン・バダム
上映時間:119分
日本劇場公開日:1978年7月22日
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