映画「おんなのこきらい」のあらすじ・考察・解説【森川葵主演】

邦画

概要

MUSIC LAB 2014において、準グランプリ・観客賞・最優秀女優賞を受賞した、森川葵主演の映画。

男優賞には木口健太が受賞。

監督は26歳の加藤綾佳、音楽はふぇのたす「女の子入門」。

働く現代の女の子が恋愛と仕事に悩みながら生きてく様を描いた作品。

あらすじ

女の子は可愛いだけで生きていけると信じ続け、異性にちやほやされることを生きがいにしているキリコ(森川葵)。

顔も外見も可愛いいが、性格はひねくれていて最悪。

男性が近くにいると、可愛らしい仕草や優しい言葉を投げかけて、自分に関心が向くような行動をする。

そんなキリコを見ていた職場の同性からは嫌われる。

それがわかっていても自分に対してひがんでいるだけだと思い、全く気にもしていなかった。

外では可愛らしく振舞っていたが、自宅へ帰ると可愛らしいスイーツに手が伸びて、食べては吐くの繰り返しをする。

そんなキリコはバーで働いているユウト(谷啓吾)のお店に行くのが楽しみ。

ユウトとキリコは友達以上、恋人未満の仲。

キリコは好きだがユウトの気持ちは・・?

ある日、仕事の打ち合わせでアクセサリー作家の幸太(木口健太)の店に行く。

キリコはいつものように媚を売って仕事を得ようとするが、幸太には全く通用しない。

自分の可愛さに無関心な幸太だったが、仲が良くなるにつれて本音を言い合える仲になっていった。

ユウトが働くバーでは、サヤカという女の子が新しくアルバイトに入る。

キリコはサヤカのことが気に食わない。

キリコはユウトへメールを送るが、返信も来なくなり落ち込む日が続く。

帰宅したキリコは突然ケンジ(松澤匠)から電話があり、会うことになった。

ケンジはサヤカと交代でバーを辞めた元店員。

何があったのかケンジに尋ねたキリコは、ケンジの口からサヤカがユウトと付き合っていると言っていたことを話され呆然となる。

偶然サヤカとユウトが仲良くしていたところを目撃した過去があり、キリコは怒りと悲しみで泣き続け、自分で長かった髪の毛をバッサリ切ってしまう。

精神的にボロボロの状態で幸太に連絡し、幸太はキリコの自宅へ向かう。

幸太は散らかっている部屋の中で泣き続けているキリコを見て、優しい手を差し伸べた。

キリコは幸太の優しさで少しずつ立ち直り、自分らしく明るくなっていく。

素の自分でいられる幸太のことが好きになっていき、一緒に鍋を食べようと材料を購入して幸太の自宅へ行くと・・。

キリコは飾らない本当の自分でいることによって、幸せを掴むことができるのか!?

感想

音楽も融合された映画祭なので劇中、カフェ店員役の3人組が歌いだして、ミュージカルっぽく、女の子向けの可愛らしい場面があった。

現代の若い女の子は可愛らしくをモットーに男に媚を売って生きている子は多いはず。

心と身体は繋がっている。

そして本当の自分をさらけ出さずに生きていくことは、心が辛くなることを教えてくれた作品でした。

キリコ役の森川葵ちゃんは本当に可愛らしく、演技も上手だった。

失恋で狂う場面も演技力があるなぁと感じました。

幸太役の木口健太くんもボサッとした地味な雰囲気だったけど、心優しい演技がハマっていました。

キリコは男性にだけ媚びを売り続けたが、女性にも優しくしていけばもっとラクに生きていけるのにと思った。

もし、私がキリコと仲良かったら、女性同士の友情も助けたり・助られたり、たくさんいいことあるんだよ!

と、教えてあげたいなぁと思いました。

劇中に出てくる男性達の性格が悪すぎたのが残念。

中途半端に優しくする男性達は、責任とってほしいですね。

特に幸太は失恋したキリコを慰め、元気づけていたのにどうしてこういう展開に!?と、現代の若い男性の心理状態も学べました。

人間、顔やスタイルだけじゃないよ。

中身もちゃんと見てほしいですね。

恋に仕事に一生懸命の若い女性達、そして若い女の子の心を知りたい男性達に、是非観てほしい作品です。

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