自身を長期幽閉した謎の男を追う韓国映画『オールド・ボーイ』を解説

オールドボーイ 韓国映画

日本の漫画が原作

まず初めに、本作品を紹介させてもらうにあたって、原作として日本の漫画『ルーズ戦記 オールド・ボーイ』の存在について軽く触れさせていただきたい。

『ルーズ戦記 オールド・ボーイ』は原作:土屋ガロン、作画:嶺岸信明による漫画。

1996年から1998年に「漫画アクション」という隔週発行の漫画雑誌で連載されていました。

作画の嶺岸信明氏は、『天牌』という麻雀漫画の作画を担当された方です。

『アカギ』、『哲也』、『ムダヅモなき改革』などを読んできた読者なら知っている人も多いのでは。

韓国映画「オールド・ボーイ」

お待たせしました、当記事の本題に入ります。

本作は2003年に韓国で公開された、漫画原作の映画版です。

同じく韓国映画の『JSA』を製作したパク・チャヌク監督の展開する「復讐三部作」というシリーズの第二作目だそうです。

国境を超えた映像化という、チャレンジ精神あふれる本作ですが、観客動員数326万人、また韓国映画史上初の、第57回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞するなど、国際的に高い評価を得ています。

あらすじ

どこにでもいる平凡なサラリーマンのオ・デスは、ある夜酒で悪酔いして警察署に連れていかれてしまいます。

友人のジュファンが迎えに来てくれてようやく釈放されたデスは、この日誕生日を迎える愛娘のヨニに公衆電話で連絡を取ります。

デスはヨニのためにプレゼントとして小さな天使の羽を模したアクセサリーを買っていたのでした。

しかしジュファンがほんの少し目を離した隙に、デスは姿を眩ませてしまいます。

どうやらデスは何者かに連れ去られ、どことも知れないビルの一室に監禁されてしまったようです。

デスはなぜいきなり自分が監禁されることになったのか、訳もわからないままドアの小窓から差し出される餃子を食べ続ける日々を送ります。

部屋にはテレビが置いてあり、デスはこの監禁生活中になんと自分の妻が殺害されてしまったこと、さらにはデス自身がその犯人として手配されていることをニュースで知らされます。

デスは脱出することを決意します。

時には気が狂いそうになりながらも、部屋の壁に少しずつ脱出用の穴を掘り進め、自分を閉じ込めた男への復讐のために体を鍛えたりなんかもします。

監禁生活も15年(原作では10年)に及んだある日、ついに壁の穴が外に通じ、脱出できる目処がたちます。

しかしその夜、デスは突如現れた謎の女に催眠術をかけられ、おそらく場所の特定を防ぐためでしょう、目覚めたときにはどこかのビルの屋上に投げ出されていました。

何者が、なんの目的で自分を閉じ込め、妻までも手にかけたのか。

娘に会いに行きたい気持ちもありますが、まずは復讐を果たしたいデスは、15年の監禁生活で鍛え上げられた肉体とつもり積もった憎悪を引っ提げて、一連の黒幕の情報を集めにいくのでした…

まとめ

映画『オールド・ボーイ』をネタバレしない程度にご紹介させてもらいましたがいかがでしたでしょうか。

なぜ自分は監禁されたのか、そしてはたまた、なぜ解放されたのか。

物語は謎だらけの状態で始まりますが、終わりに近づくにつれ、回収されていく衝撃の伏線の数々。

単なるB級バイオレンスで終わらない、緻密な設定の数々が魅力な作品です。

衝撃のラストを、是非ともあなた自身の目で確かめてください。

 

アメリカ版「オールドボーイ」

オールドボーイは、アメリカでもリメイクされており、2013年に公開されています。

こちらも興味深い作品となっており、異なる監督による映画もいかがでしょうか?

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