映画「ナラタージュ」のストーリー・あらすじ・感想・考察【ネタバレなし】

narratage 邦画
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2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位に輝いた島本理生原作の同名小説を映画化!

監督は「世界の中心で、愛を叫ぶ」などの行定勲。

「ナラタージュ」の意味は?

映画のタイトルでもある「ナラタージュ」とは、「ナレーション」と「モンタージュ」を合わせた言葉で、ある人物の語りや回想によって過去を再現する手法の事を言う。

この「ナラタージュ」は、映画ではよく使われる手法で、本作もこの手法を使っている。

あらすじ・ストーリー

大学2年生の工藤泉(有村架純)の元に高校時代の演劇部の顧問・葉山貴司(松本潤)から後輩たちの卒業講演に参加してほしいと電話がくる。

葉山は、泉が高校時代に学校に馴染めずにいたところを助けてくれた恩師であり、密かな恋心を寄せる相手でもあった。

泉の卒業式の日に起きたある出来事を胸に閉じ込めたまま泉は葉山のことを忘れようとしていたが、

再会をきっかけにまた再燃することになる。

惹かれあっていく2人に見えたが、そんなとき葉山から離婚が成立していない妻の存在が知らされる。

感想・考察

話が展開されるごとに、切なさがどんどん増すラブストーリーです。

観ている間はもちろん、観終わったあとも胸がぎゅっと苦しくなります。

泉が「先生が何を考えているのか分からない。」と言っていたように、葉山は泉に近付いたと思えば距離をとったりと、いつも曖昧な態度。

それとは反対に泉はいつもまっすぐに葉山のことを見つめていて、ときには危なっかしいくらいに従順でした。

離婚の成立していない妻との間にあった出来事が原因で葉山は過去に取り残されていました。

過去に取り残されている自分と、今目の前にいる泉との間で揺れ、思い悩む葉山の姿はどこか色気があり、目の奥がずっと助けを求めているようで、泉が惚れこむ理由がわかってしまうくらいに引き込まれるなと感じました。

ずっと曖昧な態度の葉山が、最後に泉への本当の気持ちを話してくれます。「恋愛感情ではなかった」。

でも葉山はいつも泉を大事に思っていたし、頼っていたし、求めていたそうです。

こんなにも複雑な感情があるのか!となぜか悔しい気持ちになってしまいました。

恋愛感情以外でも、求め合い、惹かれ合う・・・

どうしようもなく切ない関係だなあとやりきれない思いになりました。

ラストの泉が涙するシーンはすごく切ない!でも最後のシーンではやっと明るい陽が射し、今までの雨のようなじとっとした雰囲気ではなく、爽やかなスッキリとした空気が感じられる場面で、とても美しかったです。

葉山と泉、二人の関係は複雑に見えて実は、誰もが持ったことのある感情でどこか共感できる部分があるかもしれません。

いつも静かな二人の、感情がぶつかり合う激しいシーンも見所です!!

予告動画

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