2020年11月に劇場公開された『ジェノサイド004』の予告編動画は、こちら
目撃者は全員始末しろ!
最新型の軍事傭兵AIロボットが、東南アジアのジャングル地帯に実戦投入された・・・村に到着した4体の殺戮マシーンは罪なき村人を次々と殺していく。
『ジェノサイド004』は、制御不能の殺戮マシーンから決死の脱出を描いたサスペンス。
アメリカCIAの金儲け目当てのエージェントが、民間人のロボットエンジニアを雇い、秘密裏に恐ろしい計画を企てていた・・・。
そして、東南アジアのジャングル地帯に、最新型の軍事傭兵AIロボットが実践投入された。
投下先の国の許可はとっていない・・・その時点でヤバい 極秘ミッションが発動されたのだ。
殺戮マシーン暴走!人間狩りが始まった
ジャングルに投入された4体のAIロボットは、戦闘用に開発された軍事兵器であり一切の感情もなく、セットされたプログラム通り人間を殺しまくる殺戮マシーンだ!
ロボット兵士たちは、目的地に到着するや、応戦する武装した麻薬カルテルだけでなく丸腰の罪なき村人たちまで無差別に次々と殺戮していく・・・制御不能の人間狩りが始まった!
次の標的は目撃者たち!
そして、村に偶然立ち寄り、殺戮の一部始終を目撃してしまった人道援助のボランティア医師団が、ロボット兵士たちの次の標的に変わってしまう・・・目撃者は全員始末しろ!
証拠隠滅を図るCIAらは、戦闘ロボットを用いて彼等もジェノサイドしようとする…。
『ジェノサイド004』は、オーストラリア製 戦慄のSFアクションスリラー。
ジェノサイドとは?
ジェノサイドとは集団殺戮という意味で、計画的に ある人種や民族を絶滅させようとする意図があり、現在のウクライナ侵攻だけでなく、世界の紛争や内戦の報道でよく耳にする言葉です・・・『ジェノサイド004』では、村人たちを襲ったシーンで、殺戮マシーンは脳みそを取り出し、心臓を取り出し、顔剥ぎまでやってしまうというグロシーンも描かれる。
本作では秘密兵器に関わる汚職、AIによる高性能殺戮ロボットによる「未来戦争」と罪なき犠牲者たちなど、現実に起こりそうな設定がリアルに描かれ新時代の戦争を予感させる。
AIロボットは高性能ゆえ、自らアップデートを繰り返し戦闘能力がパワーアップしていくので、もし制御不能に陥り 暴走したときの殺戮マシーンはどうなるのか?
空飛ぶ殺人ロボット!
現実的には北アフリカ・リビアの内戦で軍用の無人小型機(ドローン)が、人間から制御されない状態で攻撃をした可能性があることが、国連の安全保障理事会の専門家パネルによる報告書で指摘されています。
この自律型致死兵器システムは、「操縦者とつながっていなくても、標的を攻撃するようプログラミングされていた」としており、AIが自らのシステムで攻撃を行った可能性を示唆しており、未来戦争がすでに始まっているのです。
『ジェノサイド004』は、無感情高性能殺戮ロボットが暴走する新時代の戦争アクション!
オーストラリアの鬼才 マーク・トイアの初監督デビュー作
本作はオーストラリアで企業CMの監督として多くの実績を上げてきたマーク・トイアが脚本・撮影を担当し、私財を投入して完成させた渾身の監督デビュー作。
初監督作ながら、驚異のVFXとスリリングなストーリー展開で大注目監督になりました。
『ジェノサイド004』は、2020年に話題のSF作品が集結する「シドニー・サイエンス・フィクション映画祭」で、観客賞受賞や先行上映などで口コミが広がり話題作となりました・・・今後の活躍が要チェックな監督さんです。
『ジェノサイド004』のあらすじ
4体の殺戮マシーン始動!
舞台は、カンボジアとベトナムの国境の密林。
汚職に手を染めたCIAのエージェントが、地域に潜む麻薬組織のせん滅という名目で、4体の軍事AIロボットを違法に実践投入した。
圧倒的な戦闘力を誇るロボット兵士たちは、目的地に到着するやいなや、応戦する武装した麻薬カルテルだけでなく、丸腰の罪なき村人たちまで無差別に次々と殺戮していく。
そんな時 村に偶然立ち寄り、一部始終を目撃してしまったボランティア医師団が、ロボット兵士たちの次の標的に変わってしまう。
ヤバい証拠隠滅のため、目撃者は全員始末しろ!と命令が下された。
しかし、村の住民には脱走した元特殊部隊の隊員がいたのだ。
彼の助けもあって、医療ボランティアたちは、戦闘ロボットから逃げまわる・・・。
果たして、AI戦闘ロボットたちに狩られる立場となった彼らの運命は どうなるのか!?
キャスト
ニール・マクドノー、ブルット・チューター、ホセ・ロセット、ディビッド・ハヴァ―ティ、ポール・ハーパ二エミなどが出演。
B級作品と侮るなかれ!
ロボットの動きや重量感も恐ろしくリアルで、実際に存在しているような仕上がりで驚き! SF大作クラスの技術力と仕上がりです。
AIロボットが進化するのは良い事と思うが、殺戮兵器に進化させるのではなく医療や災害サポートの方に進化して欲しいものです。
作品情報
製作国:オーストラリア
監督:マーク・トイア
上映時間:131分
日本劇場公開日:2020年11月19日
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