園子温監督の「愛のむきだし」のサソリが大活躍【実話なのか?】

邦画

映画「愛のむきだし」のモデルは?

『愛のむきだし』では実在のオウム真理教をモデルとしているため、教祖などのキャラクターが実在しています。

実話を基にした『愛のむきだし』のすごさは何と言っても、圧倒的な上映時間の長さでしょう。4時間という長さは近年では稀に見る長さです。

また園子温監督は、満島ひかりに関しても未練のようなものはないと語っています。

映画とドラマとの違い

『愛のむきだし』ドラマ版とは、映画版で削られた全1時間以上の未公開シーンを追加した完全版で、全10話の構成。基本的には同内容ですが、一部内容が再構成されており、音楽と音響もすべて新しく構成し直した、「にて非なる」作品となっています。

またストーリー上も実話を基により正確に再構成しています。

この疑問の答えは園監督のインタビュー記事にありました。
その記事によると、園監督の友人に『盗撮にハマり、やがてその筋のカリスマになった男』がいて、その彼の妹が新興宗教にのめり込んでしまったそうです。
周囲からは脱会させるのは難しいだろうと言われていましたが、彼は妹を追いかけて強引に宗教から脱会させたそうです。
園監督は彼の体験を面白いと感じ、友人の体験をベースに監督がストーリーを膨らませて映画化したのが『愛のむきだし』なんだとか。

園子温監督は、『愛のむきだし』制作に際してオウム真理教や、その他の新興宗教をミックスして考案したと話しています。

西島隆弘演じる主人公の悠は、怪しげなこの宗教団体にのめりこみ、やがて我を失ってしまいます。

各所で「衝撃作」と言われている『愛のむきだし』ですが、実はドラマ版が存在します。主演などは西島隆弘と変わらず、ストーリーもほぼそのままです。

『愛のむきだし』ドラマ版は基本的には映画版と同じ内容が展開されますが、映画版では4時間という尺の中で展開されていた物語が全部で6時間というさらに長い尺の中で展開されます。

いかがでしたでしょうか。園子温監督の代表作の一つである『愛のむきだし』は、2009年に公開され、その後長尺版のドラマが作られるなど、根強い人気と衝撃をもった作品です。

しかしながら衝撃作である一方で、実話のモデルを元にしたとされる重厚なドラマ、カルト教団や父や子、親子間の関係性、盗撮という犯罪や性の問題など、現代的なテーマを扱っている点も注目できます。

園子温監督としては泣く泣くカットした部分もあったと言います。西島隆弘など新人俳優の出世作でもあるこの映画ですが、このまとめを参考に、実在のモデルを元にした『愛のむきだし』映画やドラマ版にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

『愛のむきだし』の上映時間は4時間という長さの作品でありながらも、最後の言葉まで印象深く残るほど。

キャラクターの造形がより細かく繊細に描かれていたことや、衝撃的な場面によって見る人を作品に引き込み続けるのがうかがえます。

『愛のむきだし』に出演した際にはまだ駆け出しだった安藤サクラですが、その実力者っぷりはこの時にすでに十分に発揮されています。彼女の役者としての実力を見抜いていたからこそ、園子温監督も安藤サクラを『愛のむきだし』の重要なポジションのキャラとして起用したのだといいます。

『愛のむきだし』は全て実話だと言われており、映画の冒頭にその旨を伝えるテロップが表示されます。

実際に、部分的に実話に基づいています。

西島隆弘は脚本を見て出演を決める際、実話に基づいた興味深いストーリーのため出演を決めたと話しています。

「元々237分の大作ですが、それでも編集で落としたシーンが、かなりの時間あったそうです。

園監督もこの作品に愛着があり、予算の関係で描き足りない部分があったようで、数年前に新たにTV版リメイクをしたいという構想を聞いたことがありました。

今回は追加撮影をしたものではなく、未使用映像を足して再編集したものですが、TV版リメイク構想が形を変えて実現したようにも思います。

ビデオが普及するまではテレビで映画が放送されることが大きな話題になりました。

80年代には、『ゴッドファーザー』や『ラスト・エンペラー』など長尺の映画が、“TV版”として再編集されて放送されたこともあります。

『ゴッドファーザー』は、パート1、2を時系列順に再編集した『ゴッドファーザー テレビ完全版』としてひとつの作品になっています。

日本映画では、『南極物語』をテレビ放送した時に40分追加した完全版を2日に分けて放送したことがあったぐらいで、今回の試みは非常に珍しいのではないでしょうか。
『愛のむきだし』のような長尺の作品で、複数のドラマと人物が交錯する物語は、30分ごとに区切る形でも見やすいでしょうね。

映画版はチャプター別に異なる時制から、それぞれの物語が進んである時点で交錯して爆発するような一種の大河ドラマになっていました。

それに各キャラクターに魅力がある作品だったので、連続ドラマへ再構成しようというアイデアが生まれたのだと思います。

こうした魅力がなければ、ただ細分化させただけの作品になってしまうでしょう。

出演者に綾野剛、松岡茉優

『愛のむきだし』は西島隆弘、満島ひかりという主役だけではなく、安藤サクラ、綾野剛、松岡茉優など、その後ブレイクした俳優たちも多く出演しています。

どこで出演しているかを探すのも楽しいかもしれません

 

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