フランス映画「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」の感想

洋画

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

 

ミステリーもサスペンスも文学にも縁遠いんだけど、単純に面白かった。

こんなにゴチャゴチャ変えてくる?ってくらい、変化球的展開ばかり。

主演の出版社社長役の人は『神々と男たち』にも出てくるのか。見なきゃ。」

 

舞台はフランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の各国同時発売のため、9人の翻訳家が集められた。

外部との接触が一切禁止され、日々原稿を翻訳する。

しかしある夜、出版社社長の元に「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば、全ページを流出させる。」という脅迫メールが届く―誰が、どうやって?

 

場所は田舎で所有者はロシア人の大富豪の屋敷。

コンスタンティノス・ケドリノス(マノリス・マブロマタキス) ギリシャ語担当。

原稿にアクセスできるのは 原作者であるオスカル・ブラックと アングストロームだけだ。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の作品情報・概要 『 9 人の翻訳家 囚われたベストセラー』『 Les traducteurs 』 2019 年のフランス・ベルギーのスリラー映画。

映画制作を学んだ後、撮影アシスタントやセット、音響などを務める。

計算ミスってるなと思うところがあった。

「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ出版秘話に基づく本格ミステリー映画『Les traducteurs』(英題:『The Translators』が、邦題を『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』とし公開されました。

 

どうも新型コロナウイルスというのは最大2週間の潜伏期間があるらしくて、症状がないままに罹患した人間が1人でも館内にいればそれこそリアル『デモンズ』みたいになっちゃうから、人の少ないレイトショーを狙ってみるしかなくて、とにかく当てもなく夜遅くに劇場へ行って適当にチョイスしたのがこの『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』。

 

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』について、そして熾烈を極めたという音楽制作の現場について、三宅氏のサウンドトラックへの想い、この機会にしか聞けない音源、映像、貴重な話が飛び出すこと必至です。

ちなみに、内容はれっきとしたミステリー映画です。

ただ、人が次々に殺されているわけではないので、のスリルがメインというわけではありません。

共同生活が苦手。豪華な9人の翻訳家と迎える起業家。

なぜ深みを感じなかったかと言えば、9人の翻訳家が心酔して彼らの行動心理の軸となっている『デダリュス』という原作小説の肝心の中身がよくわからないからなんだ。

本来はこの『デダリュス』の“思想哲学”というものを鮮明にして、それがこの作品世界やキャラクターらにどう強く影響を与えたのかをもっと掘り下げるべきなんだけど、そこの描き方がどうも足りなくてさ、ただ小説の一節や登場人物という表面的なものを引用して、キャラ付けやミスリード、果ては「自分の物は自分で守る(だったっけな?)」等々の翻訳前の原作をネットに漏出させた犯人を導き出すための伏線といった小道具的にしか扱われていないの。

 

フランス映画もスリラー映画もあんまり見ないけど、何十にもなった構成には面白いと思うより先にうまいなぁ、という感想が先にくる。」

 

『9人の翻訳家』とても面白くて眠気も飛びました。最後の謎が解けた瞬間に全てが繋がる気持ち良さ。これぞミステリーの醍醐味ですね。

あとミーハーな感想で申し訳ないですが。

アレックス役の俳優さんの顔が好みドストライクだったので個人的に楽しさ倍増でした。もちろん演技も素晴らしかったです。

 

富と名声にとりつかれた出版社社長には、『神々と男たち』や『マトリックス』シリーズで知られるランベール・ウィルソン。

『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコ、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のアレックス・ロウザーらが、一癖も二癖もあるキャラの立った翻訳家を演じて物語をかく乱する。

監督・脚本は、日本でもスマッシュヒットを記録した『タイピスト!』(12)で長編映画監督としてデビューし、セザール賞新人監督賞にもノミネートされた、レジス・ロワンサル。

完全隔離された洋館の密室、盗まれた大ベストセラーの原稿、容疑者は9人の翻訳家、タイムリミットまで刻々と過ぎていく時間―予測不能な展開の連続、思いもよらないラストに、驚愕する!

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の作品動画を一覧にまとめてご紹介!

つまりは9人の翻訳家、ややネタバレになるんだけど特に英訳担当で主人公とも言えるアレックスの行動は自身の『デダリュス』への思いや創作者としての哲学から事件を起こしたというよりも、先に謎解きというメインストリームがあって、そのうねりの中での『デダリュス』やアレックス自身も1つの駒として配置されたような感じで、そのキャラクターの造形が謎解きには都合が良すぎるんだ。だからどんな文学論や創作論、出版業界における過度な商業主義批判などのメッセージを物語に組み込んでも、そこにアレックスという人間の吐息を感じないからどうしても謎解きを進める上での飾りにしか聞こえなくて、奥行きの無いただの推理パズルにしか見えてこないわけ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました