映画『アノニマス・アニマルズ 動物の惑星』のあらすじ・感想・レビュー【ネタバレなし】

アノニマス・アニマルズ 洋画
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人間を狩る・飼う・食べる・・・そこは人間と動物の立場が完全に逆転した世界!?

狩られた人間たちは鎖に繋がれ、畜舎に放たれ、喰われる。

そして、逃亡に成功した男は動物たちにハンティングされる…台詞なしの異色スリラー。

アノニマスとは?

アノニマスとは「匿名」を意味し、正体はもちろん名前さえ無い集団を意味します。

インターネット掲示板の”名無し“や、国際的なハッカー集団のアノニマスなどで知られています。

「アノニマス・アニマルズ」は正体不明の動物集団を指し、本作では人間と動物の立場が完全に逆転した世界で人間が狩られ、飼われ、そして喰われる恐怖が描かれます。

逆転の世界を描いた映画

SFの名作『猿の惑星』では、長い宇宙の旅から不時着した惑星が知能の高い猿に支配され人間の立場が逆転した世界が描かれ、猿の惑星が実はそこが地球だったという衝撃作!

高度な知能を身につけた動物たちに人間が支配される逆転劇は、皮肉ともいえます。

字幕なし、吹き替え無し!

本作は、表情の読めない動物たちを主体に字幕なし」「吹き替えなしの言語が排除された構成のため、観るものはそれぞれの思考を駆使した理解を余儀なくされる。

動物たちは何の為に人を狩るのか?狩られる人間の感情は? 不安・恐怖といった感情を試される幻想的スリラー。

物議を醸した問題作!

本作『アノニマス・アニマルズ』はフランスの新進気鋭監督による長編初作品で、各国の映画祭にノミネートされたものの「扱ったテーマ」で物議を醸し問題作ともなりました。

そこは人間と動物の逆転世界

林の中、全裸で鎖に繋がれた男は突然、何者かに連れて行かれる。

草原にショットガンを携帯し、立ち尽くす鹿がいた。

飼育場に連れて来られた男3人女3人は、畜舎に放たれる。

そこは人間と動物の立場と、パワーバランスが完全に逆転した世界。

捕らわれてから従順な者、逃げようとする者、それを支配するのは匿名の動物たち。

逃亡に成功した男・・・狩りを始め追う鹿

そして、全てを覆す衝撃のラストが待ち受けている。

衝撃のラストに、観る者は何を感じるのか?!

キャスト

 「字幕なし」「吹き替えなし」の映画というより、フランス製アートフィルムという感じ。

男:ティエリー・マルコス、女:ポーリン・ギルパン。

みどころポイント・レビュー

各国映画祭で物議を醸した問題作!台詞ナシ・字幕ナシ・グロ描写も一切ナシの、表情と行動でストーリーが動いていくので考えながら観る映画。

全裸で繋がれた人間に対し、パーカーやコートを着て小奇麗な身なりとタバコを吹かしたりしている動物たちの姿は、なんだかシュール過ぎて微妙?

犬に首輪をつけられたり、牛や馬に飼育されたり、鹿に狩られたりで・・・人間の尊厳がどこかに吹っ飛んでしまった!

そんな、デイストピアチックな作品。

作品情報

製作国:フランス

監督:バティスト・ルーブル

上映時間:64分

レンタル開始日:2021-08-04

予告動画

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