2020年に劇場公開された「私をくいとめて」の予告編動画は、こちら
「私をくいとめて」の原作小説と本の紹介
「私をくいとめて」は、現代小説界の注目作家・綿矢りさによる恋愛小説が原作です。
彼女の独特な筆致と深い心理描写で、多くの読者を魅了しました。
映画化にあたっては、その心温まるストーリーと成長のテーマが評価され、現代ロマンスに花を添える作品として企画されました。
恋愛 コメディや青春ドラマとしても秀逸で、多くのファンを持つこの作品は、新たな感動ラブストーリーを提供しています。
映画の制作チームと監督
本作の監督は、大ヒット映画「勝手にふるえてろ」で知られる大九明子が担当しました。
彼女の独特な視点と女性作家としての感性が、原作の雰囲気を見事に映像化しています。
プロデューサー陣には、心に残る小説を数多く映画化してきた経験豊富なメンバーが揃い、脚本も大九監督自身が手がけています。
これにより、原作の持つ夢のようなファンタジー恋愛の要素が忠実に再現されています。
主要キャストの紹介
主要キャストとして主人公のみつ子を演じるのは、実力派女優ののんです。
彼女は幅広い役柄を見事に演じ分けることで知られ、今回も新たな魅力を披露しています。
相手役の黒崎役には人気俳優の林遣都が登場し、その実力でストーリーに深みを与えています。
二人の共演は、観客を新たな現代ロマンスの世界へと誘うことでしょう。
主人公のキャラクター設定
主人公のみつ子は、30代の独身女性で、心の内で多くの葛藤を抱えながらも日常に向き合っています。
そのリアルなキャラクター設定は、片思い恋愛や友情物語、さらには心の成長ドラマとして、多くの女性読者に共感を呼びました。
彼女の姿は、ラブストーリーやヒューマンドラマとして視聴者の心を掴むこと間違いなしです。
ストーリーの概要とテーマ
「私をくいとめて」は、主人公みつ子が自己成長を遂げながら、恋愛に奮闘する姿を描いています。
内向的で他人との関わりを避けがちな彼女が、突然の片思いによるラブストーリーに巻き込まれ、心の成長とともに友情や愛の物語が展開されます。
現代の女性が抱える悩みや問題を鮮やかに描きつつ、感動 ラブストーリーとしても楽しむことができます。
「私をくいとめて」のキャスト
黒田みつこ (のん)・・・本作の主人公。自分の頭の中の妄想する「A」といつも相談をして決める。
多田くん(林遣都)・・・みつこさんの恋する営業の年下くん。
ノゾミさん(臼田あさ美)・・・みつ子の職場の同僚。かなりいい味を出しているOL
澤田:片桐はいり・・・みつ子の上司。
皐月:橋本愛・・・みつこの友人。久しぶりに逢う事になるのだが、、、。
A:中村倫也・・・「A」は、みつこの相談役。声だけの登場。
「私をくいとめて」のあらすじ
主人公のみつ子は独り言の相手「A」と会話をしていました。
今日の出来事など色んなことをAに話しかけ、毎日を過ごしているみつ子はOLとして働き、「おひとりさま」を楽しんでいました。
みつ子は年下の多田くんの事が気になっていました。
多田くんは取引先の会社員で、毎晩みつこの自宅に向かいみつ子の手料理をもらいにいくだけの関係でした。
みつ子は年下の多田くんと付き合おうか躊躇しており、Aは「年下と付き合うのもファッションの一部ですよ、きっと多田くんもあなたのことが好きですよ」と後押しをしてくれて、みつ子はAに感謝をします。
みつ子は偶然会った多田くんに、「今日揚げ物をしようと思ってるんだけど、多田くんくる?」と言うと、多田くんは「いいんですか??」と言い、2人でご飯を食べる事になりました。
みつ子はかき揚げを作ると、多田くんと楽しく食事が出来て「多田くんの事が好き」とAに話しをしました。
次の日、みつ子は温泉旅行に出かけ芸人のコンサートを見に会場まで向かいます。
そこの女芸人に対し酔っ払いの客が絡んできて過去の記憶が蘇ります。
セクハラ上司のことを思い出し、その嫌味をAにぶつけ、「そうですね」としかAは言えませんでした。
みつ子は親友の皐月に会う為にイタリアに向かいました。
到着するとみつ子は皐月の親戚達が出迎えてくれて、みんなでご飯を食べます。
皐月は結婚し妊婦になっていて、その光景を見たみつ子は嬉しさ半分寂しさ半分の状態でした。
そのまま帰国したみつ子は、多田くんが「ご飯ご馳走になったので今度食事しませんか」と誘われ、またみつ子と多田くんは食事をします。
店内に響き渡るピアノの音を聞いては「いい音だね」と多田くんと会話をし、楽しく食事をする事ができました。
みつ子は会社の先輩が告白をする為、ダブルデートを多田くんと計画します。
デート当日、会社の先輩は告白成功しみつ子は大喜びをしました。
多田くんも勢いで「僕たちも付き合いませんか?」とみつ子に告白をすると、みつ子は承諾しました。
両思いになった2人は沖縄旅行に泊まりでいく事になりました。
旅行当日、アクシデントばかりの旅行に多田くんは険しい表情をしてしまいその姿を見たみつ子は不安になってしまいます。
ホテルに着くと、多田くんはみつ子のことを抱きしめますがみつ子はどうしたらいいかわからずその場を逃げてしまいました。
「私をくいとめて!」と叫ぶと、目の前には浜辺がありAが自分の世界に連れてきてくれました。
Aは「あなたから呼び出されるのは嬉しかったですよ。大丈夫。」と言うとAは去ってしまいます。
我に帰ったみつ子は多田くんのいる部屋に戻り、多田くんは「ゆっくりでいいよ」と言うと、2人は手をつなぎながら眠り、その瞬間みつ子の中にいるAは消えてしまいました。
そして、また多田くんと沖縄旅行に行く当日、部屋の鍵が見つからずAに「鍵はどこ!?」と助けを求めました。
すると、部屋が揺れだし鍵が屋根から落ちてきて「今度こそは大丈夫だよね??」と言い残し部屋を後にしました。
感想
この映画は、セクハラを経験したみつ子が年下の多田くんに思いを寄せていく映画でした。
主人公ののんさんの映画は始めてみましたが、すごい「面白い!」といったのはあまり感じませんでしたが、Aに対し悩みや意見を聞いてもらうシーンが実際にいるかのような話し方で、「あれ、Aって空想の人物だよね?」とこんがらがっちゃうのがありました笑
Aの声優は中村倫也さんで、かなりイケボなんですが最後に出てくる本当の姿のAはぽっちゃりの方でかなりギャップがあり面白かったです。
この映画はラブコメなんですが、みつ子のウジウジした感じと多田くんの不器用な感じが初行動しみたいな感じで初々しかったですし、さりげなくアドバイスや後押ししてくれるAの言葉を聞いて優しいな〜☆と思いました。
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