「愛がなんだ」の魅力をレビュー【恋愛小説】

愛がなんだ 邦画

28歳OLが等身大の恋愛をリアルに描いた作品です。

恋愛ドラマや恋愛映画では白黒した関係に発展することが多いと思います。

例えば、恋愛関係の男女ならば、「恋愛関係に発展する」・「恋愛関係に終止符を打つ」
だったり、恋に破れるだったり。

身体の関係だったりという題材のモノが多いように感じます。
ただこの作品は、白黒つけないそんな”ふわふわ”した関係性”として男女関係が描かれています。
ただこうした形の恋愛関係が実際には、現実に一番近い形な気もして、主人公、テルコが恋する姿が
いつかの自分と重なるような不思議な気持ちに引き込まれていました。

リアルな恋愛模様

今では、出会い系アプリといったネットでのやりとりで交際や結婚まで発展するカップルもいるほど、若者の間に浸透しています。

この作品での主人公・テルコが思いを寄せる男性(通称・マモちゃん)との出会いのは結婚式の二次会であって
そうした現代のネットを介しての出会いよりは健全ではあるが、どう発展させるかも、そう関係を続けるかも個人間の問題なのであると感じました。なかでも個人的に、とてもリアルに描かれていて好きなシーンがあります。

テルコは、彼と体の関係を持ったあと、彼に言われるがまま交際に発展し、テルコのいきすぎた思いやりに、マモちゃんがうんざりしてるシーンがあります。

日ごとに細かい、テルコの先回りのおせっかいともとれる”思いやり”に
次第に気が覚めていきますが、その経過が見ていて、「あぁ、あんなことわたしもあったなぁ」と感慨深くなって懐かしい気持ちになる好きなシーンです。

「好きでたまらなくてなんでもしてあげたい」そんな気持ちを大好きな彼に抱くのは恋をしている女の子の当たり前なものであるのです。
かつての自分を励ますかのように、マモちゃんと別れた後のテルコと彼との関係はどうなっていくのか気になり映画後半ではさらに食い気味に見入ってしまいました。

結果、マモちゃんは何の気なく好意のないテルちゃんに友達感覚として連絡をしますが、テルコは彼のことを好きな気持ちがまだあり、いいように関係を続けてしまいます。

劇中で、テルコの昔ながらの親友との友情関係もリアルに描かれており、友人はマモちゃんのように自分に好意を抱く男性を悪気はないのですが振り回しています。
テルコの取り巻く人生そのものの中で持つ恋愛の優先度や男女のあり方を通して、男女関係について改めて考えさせられる映画になっています。自分も経験したことですが、客観的に「あぁ、痛いな」とかそういった感情もまたすべて自分が経験したからこそ感じることができ成長できるものだと思います。

どんな形であれ、「好きな人がいて、その人のことをまっすぐな気持ちで考え過ごすことって素敵だな」と感じるかと思います。

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